『アベンジャーズ』続編の叩き台は『ゴッドファーザーPARTII』!
『アベンジャーズ』シリーズのジョス・ウェドン監督が、2作目を製作するにあたって手本にしているのは意外な映画であることを明かしている。
スカーレット・ヨハンソンも「2作目の脚本はダークで知的」だと語っているが、ウェドン監督は『ゴッドファーザーPARTII』(74)を叩き台にして、大ヒット作『アベンジャーズ』の続編を作ろうとしているらしい。
「僕が叩き台として使おうとしている映画というか、手本にしている作品は『ゴッドファーザーPARTII』だ。あのシリーズでは、1作目と2作目の間にたくさんのことが起きて、まったく別の映画になっている。だが、説明はいらないんだよ。1作目のあとになにが起きたのか、なにが変わったのか、どうして全然違う映画になっているのか、ということが全部映画の中に収められている。つまり、どうして違う構成になっているのか、なぜダークになっているのかというようなことがすべてそこに描かれている。最初の映画と同じ言葉で語られているのだが、別の場所でそれが聞こえるという感じさ。僕の映画もそういう作品になればいいと願っている」とウェドン監督はPA通信に語っている。
また、『アベンジャーズ』続編は、『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』のストーリーに続くものになるそうだ。「『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』のストーリーは、間違いなく『アベンジャーズ』続編に影響を与える。次作では、前作との間に公開されたほかの映画(『キャプテン・アメリカ』シリーズや『マイティ・ソー』シリーズ)で起きたことも考えなければいけない。だが、それに支配されるつもりはない」と同監督は話している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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