ホワイトハウスがジャスティン・ビーバー国外追放の嘆願書を正式に審査へ
ホワイトハウスが、ついにジャスティン・ビーバーの国外追放を求める米国民の嘆願書に対し、正式な回答を出さねばならなくなった。
飲酒して公道レースを行ったジャスティンが逮捕された直後、ホワイトハウスの公式サイトには「ジャスティン・ビーバーの国外追放とグリーンカードはく奪」を求める嘆願書が立ち上げられ、市民の署名を集めていたが、署名者の数が10万人を突破したため、ホワイトハウスは正式に嘆願書を審査することになった。このサイトに立ち上げられた嘆願書は、立ち上げの日から30日以内に10万人以上の署名を集めなければ正式な審査の対象にはならないが、ジャスティンの国外追放の嘆願書は、わずか6日で10万人の署名を集めたという。嘆願書には、「我々米国民は、危険で、破滅的で、ドラッグを乱用しているジャスティン・ビーバーの国外追放とグリーンカードはく奪を求めます。彼は米国民の安全な暮らしを脅かすだけでなく、若い世代に悪い影響を与えています」と記されている。
法的には飲酒運転ぐらいでは国外追放にはできないが、ホワイトハウスが受理した嘆願書となると話は別で、オバマ大統領が自分で判断を下すことができるという。
しかし、オバマ大統領の2人の娘たちはジャスティンの大ファンで、10年にはジャスティンがホワイトハウスで歌ったこともあり、同大統領が彼を国外追放にする可能性は非常に低いだろうと英紙デイリー・メイルは予想している。【UK在住/ブレイディみかこ】
作品情報へ