松坂桃李と西田敏行が初共演！人気漫画「マエストロ」映画化決定

第12回文化庁メディア芸術祭優秀賞、第13回手塚治虫文化賞にノミネートされた、さそうあきらの漫画「マエストロ」。オーケストラを題材にした本作が、松坂桃李と西田敏行をキャストに迎え、映画化されることが決定した。監督は、映画『毎日かあさん』(11)を手掛けた小林聖太郎。

松坂が天才コンサートマスター(コンマス)＝香坂を、西田が謎の指揮者＝天道を演じる。松坂と西田は今回が初共演で、それぞれ初めて楽器演奏と指揮に挑戦する。

初共演にあたり松坂は、「この作品の根幹にあるクラシック自体もバイオリンも初めて触れるものなので、新鮮さが楽しみな反面、怖さも感じています。共演の西田敏行さんはいつか機会があればご一緒してみたいと思っていた俳優さんなので、どんなマエストロとして登場されるのか、楽しみで仕方ありません。優しい雰囲気を全身に纏っていらっしゃるけれど、芝居となると尖ったものが見え隠れしている方だと思うので、西田さんからいろいろと学ばせていただきたいです」とコメント。

西田は「小林監督とは助監督時代『ゲロッパ！』(03)でご一緒し、きらめく才能を垣間見ました。その才能をいかんなく発揮できるこの作品で、演出家としてのきらめきを見てみたいと思ったのが、今回出演を決めた一番の理由です」と小林監督の手腕に期待を寄せている。

3月より撮影がスタートし、15年に公開となる予定だ。【Movie Walker】