岡田准一主演『永遠の0』の観客動員が500万人突破!“海猿”“セカチュー”超えも見えてきた?

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岡田准一主演『永遠の0』の観客動員が500万人突破!“海猿”“セカチュー”超えも見えてきた?

百田尚樹の同名ベストセラー小説を、山崎貴監督&岡田准一主演で映画化したヒューマンドラマ『永遠の0』(公開中)の快進撃が止まらない!今週、6週連続で国内ランキングの首位を獲得し“V6”達成が話題を呼んだが、公開40日間を迎えた1月29日、観客動員数が早くも500万人を突破。このまま好推移すれば、2月の早々には興収70億円を突破する見込みだ。とはいえ、この数字がどれほどのヒット具合なのか、いまいちピンとこない人も多いはず。そこで歴代の邦画タイトルと比較して、『永遠の0』のヒット具合を検証してみた。

洋画・邦画を問わず、歴代興収ランキングのトップに君臨するのは、興収304億円を記録した『千と千尋の神隠し』(01)。劇場公開時、11週連続首位を獲得したツワモノだが、こと邦画の実写に限っていえば、173.5億円を記録した『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(03)が抜きん出ており、興収トップ。次いで2位『南極物語』(83/興収110億円)、3位『踊る大捜査線 THE MOVIE』(98/興収101億円)、4位『子猫物語』(86/興収98億円)、5位『天と地と』(90/興収92億円)…と続く。『永遠の0』は現時点での興収でいえば、歴代14~15位あたりのポジションだ。

『永遠の0』がこのまま順調に推移し80億円を突破すると、歴代10位の『THE LAST MESSAGE 海猿』(10/興収80.4億円)超えでトップ10入りが、また90億円を突破すれば歴代5位の『天と地と』を抜いた時点でトップ5入りが見えてくる。

また近年、東宝作品の好調ぶりが目立っているが、テレビ局出資なしの東宝幹事作品としての最高成績は『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)がもつ85億円という記録。もちろん今後の伸び率しだいではあるものの、いまだ300以上のスクリーン数で上映されているだけに、歴代順位の更新と共にどちらも充分に射程圏内といえそう。果たしてどこまで上位に上り詰めるだろうか?【Movie Walker】

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