人間国宝・中村吉右衛門が19年ぶりに映画出演!浅田次郎原作の「柘榴坂の仇討」が映画化決定

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人間国宝・中村吉右衛門が19年ぶりに映画出演!浅田次郎原作の「柘榴坂の仇討」が映画化決定

浅田次郎が04年に発表した短編集「五郎治殿御始末」に所収された一編「柘榴坂の仇討」の映画化が決定した。彦根藩士の志村金吾に、桜田門外で討たれた主君、井伊直弼の仇討ちの命が下り、13年後、ついに刺客を探しだす、という物語。幕末から明治へ、時代に翻弄されながらも武士として、人としての誇りと覚悟をもって命に向き合った人間たちが描かれる。

主人公・志村金吾を演じるのは、浅田作品では『壬生義士伝』(02)以来となる中井貴一。金吾の仇である水戸浪士・佐橋十兵衛役には阿部寛、金吾の妻・セツ役を広末涼子。さらに、大老・井伊直弼役として、『鬼平犯科帳』(95)以来19年ぶりに中村吉右衛門が映画出演する。

監督は『ホワイトアウト』(00)や『沈まぬ太陽』(09)などの若松節朗。音楽は、昨年公開の『かぐや姫の物語』ほか、数々の名作を手掛けた久石譲が担当する。

映画『柘榴坂の仇討』は京都府や滋賀県で撮影され、今年9月に全国公開。【Movie Walker】

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