レディー・ガガ、「昨年はうつで苦しんだ」と赤裸々告白
レディー・ガガが、13年はうつに悩まされたとHarper's Bazaar誌のインタビューで赤裸々に告白している。
昨年は腰の手術でツアーをキャンセルしたり、長年マネージャーを務めていたトロイ・カーターと決別したり、最新アルバムの「ARTPOP」が一部の批評家に酷評されたりとストレスを感じることが多すぎ、もう立ち上がれないと思うほどの心理状態に陥ったという。
「13年の終わりにはひどいうつ状態になっていた。人々を撃退することに憔悴しきっていて、もう自分の心臓の鼓動さえ感じることができなかった。いつも怒っていて、シニカルになって、船の碇のように重いものを常に引きずって歩いているように感じた。もう戦うことができなかった。これ以上、私に嘘をつく人たちを相手に立ち上がることはできないと思った。本当に私はもう死ぬんだと思っていた。私の灯りは完全に消えていた」と話している。
そんなガガも、今年に入ると少しずつ気持ちを上昇させることができたそうで、その原因は彼女の仕事への情熱だったという。
「うつは私たちの才能を取り上げることはできない。ただ、それを見つけることを難しくするだけよ。でも、私はいつも見つけるの。私が学んだのは、悲しみに沈んでも自分のいい所がそれによって破壊されることはないということ。結局は自分に残されたひと筋の光を探して、そこに帰るしかないのよ。一つの小さな光が残されていた私はラッキーだったと思う」とガガは結んでいる。【UK在住/ブレイディみかこ】
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