『TIGER&BUNNY』声優陣が勢ぞろい!中村悠一&岡本信彦が女性キャラの“色気”にノックアウト

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『TIGER&BUNNY』声優陣が勢ぞろい!中村悠一&岡本信彦が女性キャラの“色気”にノックアウト

人気アニメの劇場版第2弾『劇場版 TIGER&BUNNY The Rising』の特別舞台挨拶“GREETING OF HEROES”が2月8日に新宿バルト9で開催され、平田広明、森田成一、中村悠一、寿美菜子、楠大典、伊瀬茉莉也、津田健次郎、井上剛、岡本信彦、遊佐浩二のメインキャスト陣が勢ぞろい。米たにヨシトモ監督も参加して、公開初日の喜びを語った。

本作は、2011年に大ヒットしたテレビアニメ「TIGER&BUNNY」の劇場版。“NEXT”と呼ばれる特殊能力者が、スポンサーロゴを背負って街の平和を守るという、異色のヒーローたちの活躍を描く。この日は都心でも警報が出るほどの大雪となったが、ワイルドタイガー役の平田が「みんなお待たせー!天気の悪いなかありがとうございます!」と語りかけると、満員の会場から大きな拍手が沸き起こった。

完全新作となる本作では、テレビシリーズの“その後”の物語が展開。バーナビー役の森田は、「過去にとらわれていたバーナビーが、未来に向けて考えられるようになった」と役柄の成長を解説。「これまでになかったバーナビーで、自分としても挑戦できた作品。『新TIGER&BUNNY』という気持ちで演じさせてもらった」と充実の表情を見せていた。

新キャラクターのライアンを演じているのが、中村だ。自宅で完成作を見たという中村は「絵がすごい動く」と映像の迫力を語り、「ブルーローズのお尻が…と思って、巻き戻したりして見た。すごかったよねぇ。すごく良い動きをしていた」と女性ヒーローの“お尻”に惹かれた様子。また、折紙サイクロン役の岡本も「みんなが成長していたけれど、客観的に成長を感じたのは、(虎徹の娘の)楓ちゃん。すごい色気があるなと思って」と、こちらも異性の色気についてコメント。会場の笑いを誘っていた。

米たに監督は、「3か月くらいかけて気合をいれて演じていただき、完成度の高いものになった」と声優陣に感謝しきり。「100分におさめたことによって、アクションが速すぎてわからないところがあるくらい。何度も見て、楽しんでください」とアピールしていた。

最後には平田が「本当にお待たせしてしまった。今日、皆さんの潤った顔を見られてホッとしている」とファンへの気遣いを見せ、「この映画は、初心に戻れた作品。女性ファンにももちろん見ていただきたいけれど、この映画でおじさんたちにもっと元気をつけてもらいたい。ワイルドに盛り上がっていこうぜ!」と熱いメッセージ。大盛況の舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/成田おり枝】

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