オスカー直前!最もググられている主演男優賞候補は!?
アカデミー賞授賞式をいよいよ目前に控え、主演男優賞候補の「レオナルド・ディカプリオ」をグーグルで検索する人が劇的に増えているという。
オスカー受賞者を決めるのはアカデミー会員とはいえ、北米の一般の人々はレオが気になってしかたがないようだ。
『ギルバート・グレイプ』(93)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、『アビエイター』(04)と『ブラッド・ダイヤモンド』(06)で同主演男優賞にノミネートされながらオスカーを獲れなかったレオが、今年こそ悲願の受賞を果たすかということが大きな話題になっているせいだろう。
グーグルトレンドによれば、主演男優賞にノミネートされている男優たちの過去30日間の検索数を比較すると、1位のレオが2位のマシュー・マコノヒーに倍近くの差をつけており、3位のクリスチャン・ベールに至っては、レオの3分の1の検索数にも達していない。また、アカデミー賞関連で検索された言葉のトップ10にもレオの名前が入っているそうで、彼以外にトップ10入りした俳優はいないという。
さらに、作品賞にノミネートされている映画の中でも、過去30日間の検索数が最も多かったのは、レオ主演の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で、2位以下の『ゼロ・グラビティ』や『それでも夜は明ける』をはるかに引き離しているらしい。
レオが今年もオスカーで涙をのむ結果になったとしても、一般の人々がこれほど彼の受賞を気にしているということは誇るべき事実だろう。【UK在住/ブレイディみかこ】
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