ビビアン・スー独占、日本での芸能活動再開? 1/2
5年ぶりに来日したビビアン・スーが、第一回沖縄国際映画祭の特別招待作品『If you are the one』(日本公開未定)のプロモーションで現地を来訪。精力的に活動している彼女に独占インタビュー!
――5年ぶりの日本はいかがですか?
ビビアン「エキサイティング! 本当に楽しい!」
――この5年あまり、アジアで活躍されていたとのことですが、どのような活動をされていたのでしょうか?
ビビアン「女優として映画やドラマに出演してきました。アルバムも出して、歌手としての活動もしています。作詞はほとんど自分でしていて、“ブラックビスケッツ”の時もアイデアを出していたんですよ。『STAMINA』『Timing』『Relax』・・・3人(南原清隆と天野ひろゆき)で考えて、アルバムが台湾で発売される時には、私が中国語の歌詞にしました」
――では、せっかくなのでブラックビスケッツ当時のことを振り返ってください
ビビアン「バラエティなのでセリフの問題があって、日本語はやっぱり言葉の壁にぶち当たりましたね。でも、素の自分が出せてとても楽しかったです。それに私の台本にはセリフではなく、▲や■が並んでいるんですよ(笑)。仕事というよりは、友人たちと一緒にいるような感覚でしたね。今は中国語で活動しているので、その分やはり集中できます」
――でも、とても日本語が上手ですよ!
ビビアン「わあ、本当に! 嬉しいです。日本語は忘れていません。少しだけ上手かな? 私は日本の芸能界に8年いて、成長しました。いつも日本のことを思って、感謝しています」
――朝の記者会見も拝見しました。その中で秋以降、日本でCDを出すという話がありましたが、詳しく聞かせてください!
ビビアン「秋までは中国でドラマなどの撮影が入っているので、それからですね。香港や台湾でコンサートをしていますが、必ず日本のファンの方が見に来てくれているんです。ロスに短期留学していた時も『ビビアン、どうしたの?』『ビビアン、いつ日本に帰ってくるの?』って声をかけてくれて。私、とても感激して、感動しました」
――日本語で歌うとのことでしたが、作詞も日本語で?
ビビアン「詩は中国語で作ります。日本語だと、さすがに細かい部分まで表現する自信がありません。もし作ったとしても、幼稚園児ぐらいにしか伝わらないかも(笑)。だから、どなたかに日本語訳をしてもらいます」
――日本の映画もよく見られているとか?
ビビアン「日本の映画、大好きです。最近見た『おくりびと』は最高でした。アカデミー賞外国語映画賞獲得は当然です。とにかく題材が良かったですね」(2/2ページへ続く)