米オバマ大統領、『ハングオーバー3』をこき下ろす!?

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米オバマ大統領、『ハングオーバー3』をこき下ろす!?

米オバマ大統領が、アメリカで大ヒットした『ハングオーバー!』シリーズの第3弾『ハングオーバー!!! 最後の反省会』(13)をこき下ろしたというから驚きだ。

ブラッドリー・クーパーの出世作となった『ハングオーバー!』シリーズの主役の1人、ザック・ガリフィアナキスがホストを務めるトーク番組「BetweenTwo Ferns」に出演した米オバマ大統領が、ザックから、「黒人最後の大統領になるというのもどんなもんでしょうか(09年に大統領に就任。1期4年を2期までしか務められない決まりがある)。3期目に立候補できないというのは、実にいやな気分じゃないですか」と問われると、「そんなことはないよ。むしろいいアイデアだと思っている。3期目をやると『ハングオーバー3』みたいになっちゃうからね。3作目は成功しなかったでしょ」と、笑いながらチクリと嫌味で返したという。

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(09)は、男性が主人公のコメディとしては珍しくアメリカで1億ドルを突破する大ヒット。続編『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(11)、そしてシリーズ第3弾『ハングオーバー!!! 最後の反省会』(13)が公開されたが、大ヒットを受け製作費が膨らむ一方で、全世界の興行収入は1作目が4億6700万ドル、2作目が5億8100万ドル、そして3作目は2億7520万ドルと、3作目の成績は振るわなかった。

先月、ブラッドリー・クーパーが恋人のスキ・ウォーターハウスとホワイトハウスを訪問したため、オバマ大統領はブラッドリーの経歴について勉強したようで、『ハングオーバー!』シリーズ第3弾がコケたことを大統領の任期に例えるブラックジョークにしてしまうのはあっぱれだ。【NY在住/JUNKO】

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