リアル女子高生アイドルSO.ON projectがアイドル学校の実態を明かす!

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リアル女子高生アイドルSO.ON projectがアイドル学校の実態を明かす!

「第六回沖縄国際映画祭」3日目となった3月22日、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンター・シアター2にて、特別上映パノラマスクリーニング『ドキュメンタリー SO.ON project~アイドル学科を専攻するリアル女子高生たちの記録2011-14~』の上映会と舞台挨拶が行われた。

本作は、日本初のアイドル学科を有する「大阪スクールオブミュージック高等専修学校」に通い、芸能界を目指す女子高生のリアルな日常を追ったドキュメンタリー作品。舞台挨拶には、その学校の生徒であり、アイドルでもあるSO.ON projectのメンバーが参加した。

登場したのは、近藤亜由美、金田夢夏、坂本実優、加納奈々、竹崎由香、宮崎里央菜、佃瑛美利、寺坂未央、宮崎杏菜、小倉茄奈子、坂素仁亜、福原可奈絵の12人。

まずは、竹崎由香が「私たちは現役高校生のリアルアイドルユニット。学校でアイドルとしての授業を学んでいます」とSO.ON projectの概要を解説。続いて、リーダーの宮崎里央菜が“SO.ON”の意味について、「大阪スクールオブミュージック高等専修学校に総合音楽科という学科がありまして、『総』と『音』を取っています」と補足。さらに「ダンス、歌、バンド、楽器、それからお笑い…といろんな授業があります」と紹介した。

日々をハードに過ごす彼女たちにⅯCから「遊びたい盛りではないんですか?」と質問が飛ぶと、佃瑛美利が「遊びたかったりもしますけど、ライブやイベントに来てくださるお客さんの笑顔に会えるのがうれしくて。それに休みがあってもメンバーと一緒にいるのが楽しいんです」と返答。金田夢夏も「遊びたい気持ちはあるけど、夢をかなえたい気持ちが強いんです」ときっぱり言い切った。

その後、SO.ON projectを構成する「high color」「MY SCHOOL」「SCHOOL MATE」というユニットの紹介や、80人のメンバーがいることでのエピソード、「ユニット選抜は毎回オーディションで行われるため気が抜けない」といった苦労話になり、一つ一つの話に彼女たちは元気に明るく一生懸命に答えていた。

舞台挨拶に参加したメンバーは大半が3年生で、この春には卒業していく。2年生の坂素仁亜は「不動のセンターの里央菜をはじめ、3年生が卒業していくことが怖くて…」と漏らしたが、素晴らしい飛躍を見せた現3年生の努力を受け継いでいくことになるだろう。現3年生は、今後みんながそれぞれに芸能活動を続けていくとのこと。

メンバーはまだ完成した映画を観てはいないとのことだったが、最後にリーダーの宮崎里央菜が「本日は、ドキュメンタリー映画の上映に足を運んでいただき、ありがとうございました。私たちのありのままの姿や一途な思いが詰まっていると思いますので、楽しんで観てください」と、締めくくった。

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