「ロッキーの世界へようこそ」でも冷凍肉パンチはNG!?鎮痛剤必須のスタローンがガチで減量!
アクション界の親分シルヴェスター・スタローンと、ハリウッドきっての名優ロバート・デ・ニーロ。誰もが知るこのビッグスター2人がリング上で激突!? 4月4日(金)公開の映画『リベンジ・マッチ』で、『ロッキー』(76)のスタローンと、『レイジング・ブル』(80)のデ・ニーロがボクシングの試合で拳を交えるという、映画史に残る夢の共演が実現。この度『リベンジ・マッチ』から、スタローンにフォーカスした特別映像が解禁されたので紹介したい。
2人の代表作を彷彿とさせるパロディが満載の本作。今回解禁されたのは、『ロッキー』の名シーンの1つ、冷凍庫で肉を殴るトレーニングにまつわる映像だ。本作でスタローンの冷凍肉パンチが再び実現!…かと思いきや、スタローンが冷凍肉を殴ろうと構えるも、コーチに「食肉なのに不衛生だろ。見境なく手を出すな!」と突っ込まれてしまう予想外の事態に。
また、映像ではデ・ニーロに対して「『ロッキーの世界へようこそ』って言ってやったんだ(笑)」と豪快に笑い飛ばすスタローンのインタビューも。しかしその役作り壮絶で「(体重を)76kgまで落としたのは81年以来だ」というほどの徹底ぶり。最近では『エクスペンダブルズ』(10)で衰えを感じさせないアクションシーンを披露した彼も現在67歳。「ピークは過ぎている。魂の戦いなんだ。できることを全部やったよ。鎮痛剤は必須さ」と意外な舞台裏のエピソードも語っている。
自ら監督、脚本を務めた『ロッキー・ザ・ファイナル』(06)でそのシリーズに終止符を打っていただけに、スタローンが再びボクサーを演じるのはうれしい限り。スタローンとデ・ニーロは、数か月間の減量、筋力トレーニング、ボクシング練習によって鍛え抜いた見事な肉体を披露している。さらに、撮影が9時間に及んだというリング上のシーンでは、2人がノースタントで打ち合い、スタッフ全員を感動させたという逸話も。スタローンVSデ・ニーロ、最初で最後のガチバトルの行方はいかに!?【Movie Walker】