夏、お正月に並び定着しつつある「仮面ライダー」シリーズの“春の劇場版”の魅力とは?

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夏、お正月に並び定着しつつある「仮面ライダー」シリーズの“春の劇場版”の魅力とは?

シリーズ最新作「仮面ライダー鎧武」をはじめ、平成ライダー15人と昭和ライダー15人が激突するという前代未聞のストーリーとなった人気シリーズ最新作『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦feat.スーパー戦隊』。同作が全国292スクリーンで公開され、土日2日間で動員22万2265人、興収2億6315万8850円という成績で3位にランクインした。

「仮面ライダー」シリーズの劇場版というと、夏の「仮面ライダー」(長編)&「スーパー戦隊」(短編)の2本立て上映、お正月の『MOVIE大戦』があるが、それらと並び、歴代仮面ライダーやスーパー戦隊との豪華共演が描かれる春シーズンの劇場版もすっかり定着。もともとは「仮面ライダー電王」のスピンオフ作品の上映枠として始まり、11年の『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』での豪華共演をはじめ、12年の『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』から本作までで、東映変身ヒーローのさまざまな共演がなされてきた。

今回は昭和ライダーのメンバーの中で、仮面ライダー1号の藤岡弘、が38年ぶりに本郷猛役として出演したほか、仮面ライダーX役の速水亮、仮面ライダーZX役の菅田俊の出演がお父さん世代からも注目を浴び、昨年の『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』のオープニング記録(興収2億3350万4650円)を上回る数字となった。仮面ライダーとスーパー戦隊の共演にはじまり、宇宙刑事シリーズ、今年は過去のキャストの出演と、来年以降どんな仕掛けをしてくるのか楽しみだ。

なお、3週連続1位となった『アナと雪の女王』は公開17日間で動員430万人、興収52億円となり、洋画アニメーション作品としては史上最速の50億円突破となった。日本だけでなく、世界的な大ヒットとなっており、全世界興収のアニメーション作品歴代No.1となった本作がどれだけ記録を伸ばしていくのかも楽しみなところだ。【トライワークス】

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