水谷豊、“杉下右京の紅茶注ぎ”を約2500人の前で生披露!会場のファンも大興奮|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
水谷豊、“杉下右京の紅茶注ぎ”を約2500人の前で生披露!会場のファンも大興奮

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水谷豊、“杉下右京の紅茶注ぎ”を約2500人の前で生披露!会場のファンも大興奮

4月2日、人気刑事ドラマの劇場版最新作『相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』(4月26日公開)の完成披露上映会が、東京、北海道、名古屋、大阪、福岡で開催された。東京会場となるEXシアター六本木には、水谷豊、成宮寛貴が出席。それぞれの会場に参加したキャストとネット回線をつなぎ、史上初となる5大都市での相互生中継舞台挨拶を繰り広げた。

本作の舞台は、東京から約300キロ離れた絶海の孤島“鳳凰島”。そこで起きた死亡事故の調査に警視庁特命係の杉下右京と甲斐享が出動。島に隠された謎に迫る姿が描かれる。この日は、北海道会場に山中崇史と片桐竜次、大阪会場に石坂浩二と小野了、名古屋会場に大谷亮介と和泉聖治監督、福岡会場に川原和久が登壇した。

享役を演じる成宮にとっては、初めての劇場版。水谷は「一代目は亀山薫、二代目は神戸尊で、カイトくん(享のあだ名)に変わった時に、映画にならなかったらどうしようと思った。ホッとしております」と第3弾の完成に安堵の表情。成宮も「ゲストの犯人役としてでも、『相棒』に出たいとずっと思っていた。犯人役で出ていたら、今日ここに立てていなかったですね」と満面の笑みを見せていた。

沖縄で1か月にわたるロケを敢行した本作。水谷は「過酷と言えば、過酷でしたね。行くとなればもう、逃げられませんから。2人で何があっても頑張ろうと思っていました」と成宮と顔を見合わせ、「僕らのコンビネーションがうまくいかなければ、解決しない事件だった。2人のコンビネーションをぜひ楽しんでほしいです」とアピールしていた。

連続ドラマのスタートから12年となる『相棒』。変わらぬ人気を誇っているが、水谷が「『相棒は何度も放映されていても、いつも見てしまうんです。お体大切にしてくださいね。再放送もあれだけ続けていると、疲れるでしょう?』と聞かれたことがあるんです」と視聴者からの言葉を明かすと、会場も大爆笑。続けて、「何度見ても面白いのは、『相棒』の不思議な魅力ですね」とうなずくと、成宮も「僕は結構、飽き性な方で。でも、『相棒』の現場は、いつもドキドキして、どんどん新しいものが生まれている感じがする」とコメント。水谷は「いつも“今”をテーマに扱っているし、“今”だけを生きている感じになるんですね」と、しみじみと語っていた。

最後には水谷が、ティーポットを高々と掲げ、紅茶をカップに注ぐ、あの“杉下右京の紅茶注ぎ”を日本全国のファンに向けて生披露。全国約2500人のファンと紅茶で乾杯を行い、大盛況の舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/成田おり枝】

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