｢ワイルド・スピード7｣、ポール・ウォーカーの弟が代役に決定！

すでに撮影が再開されている『ワイルド・スピード7(仮題)』のポール・ウォーカーの代役に、彼の36歳の弟カレブと、25歳の弟コディが正式に決定したことがわかった。プロデューサーが同作のオフィシャルフェイスブックで正式に明らかにしたもので、米CBSニュース、ロサンゼルス・タイムズ紙など各メディアが一斉に報じている。

｢『ワイルド・スピード』シリーズは、まさに家族について描かれた作品です。すべてのキャラクターは、家族と深い絆でつながっていますし、同シリーズで13年以上の月日を一緒に過ごしてきた我々が、お互いに思い合う気持ちも家族同様なのです｣

｢私たちは同作の撮影を再開し、ポールの弟であるカレブとコディを『ワイルド・スピード』ファミリーに迎え入れることになりました。愛する人を失い、深い悲しみに打ちひしがれながらも前に進むことが、ファンにとっても、そしてなによりポールが望んでいることだと信じています。すでにポール本人によってドラマティックなシーンの撮影は終えているので、彼らの協力を得て、素晴らしい作品を完成させられると信じています。なにより、彼らといるとまるでポールがここにいてくれるようです｣という声明を発表した。

同作でブライアン・オコナーを演じているポールは、シリーズがまだ撮影中だった昨年11月30日に、友人の運転するポルシェの助手席で悲痛の最期を遂げた。一時は撮影が頓挫したが、作品を完成させることが決定したあとは、撮り残しの部分について、誰がポールの代わりを演じるかが話題になり、25歳の弟で救急救命士のコディに白羽の矢が立ったと伝えれていた。最終的には背格好や顔だちもそっくりなもう1人の弟、カレブも参加し、2人で兄ポールが築いたキャリアを完成させる。本作は、全米で15年4月10日公開予定。【NY在住/JUNKO】