レオが休業撤回!『バベル』監督の新作でオスカーに再挑戦!

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レオが休業撤回!『バベル』監督の新作でオスカーに再挑戦!

マーティン・スコセッシ監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で、今年もアカデミー賞にノミネートされるも受賞を逃したレオナルド・ディカプリオは、同作のあとはしばらく休業したい考えをほのめかしたこともあった。しかし、早くも次の主演作が決まったようで、『バベル』(06)や『21グラム』(03)のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の新作『The Revenant(原題)』に出演するとハリウッド・リポーター誌のサイトが伝えている。

同作は、マイケル・パンケ原作の同名小説の映画化。舞台は1823年、熊に襲われたヒュー・グラスという実在の罠猟師が、2人の男性に助けられるが彼らはヒューの所持品を奪って逃げてしまう。置き去りにされ、必死でサバイバルしたヒューは、裏切り者たちへの復讐の旅を始めるというストーリーだ。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督は、10年以上もこの企画を温めてきたそうで、悪役の1人にショーン・ペンの名前が挙がったこともあった。同作の撮影は9月開始で、15年の秋に全米公開予定だという。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のレオナルドの演技は高く評価されたが、作品がコメディだったこともあり、ドラッグやセックスの描写が反社会的だと批判された映画でもあったため、アカデミー賞には向かないと言われていた。

一方、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『The Revenant』は、瀕死の状態でサバイバルするシーンなど見せ場も十分で、レオはシリアスな演技で再びオスカー獲りに挑戦することになりそうだ。【UK在住/ブレイディみかこ】

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