『テルマエ・ロマエ』のリアル謎解きイベントに参加してみた!舞台はロケ地となった銭湯「稲荷湯」

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『テルマエ・ロマエ』のリアル謎解きイベントに参加してみた!舞台はロケ地となった銭湯「稲荷湯」

映画『テルマエ・ロマエII』が4月26日より公開されることを記念して、4月23日~7月2日の毎週水曜日に期間限定で、謎解きイベント「テルマエ・ロマエ 謎の湯 ~ローマ人も謎解きがお好き~」が開催される。舞台となるのは、本作の撮影場所にも使用された銭湯「稲荷湯」。銭湯での謎解きイベントは史上初の試みというから、どんなイベントになっているのか気になるところ!初日となる4月23日に早速、体験してみた。

映画公開記念「ルシウス3大衝撃キャンペーン」のひとつとして開催される本イベント。参加者は、テルマエの聖地である「稲荷湯」に集合。銭湯の洗い場に用意された風呂椅子に、3人がひとチームとなって座らされる。上半身裸になって腰にタオルを巻いた“ザ・銭湯スタイル”で参加する人もおり、ノリノリの雰囲気でイベントがスタートした。

面白そうなことが起きる予感にソワソワする参加者だったが、突如、湯船から『テルマエ・ロマエ』の主人公・ルシウスの孫を名乗る男、その名もフロスキウスが登場!なんと、古代ローマからタイムスリップしてきたと言うのだ。続けて、彼を追いかけるように、カラカラ帝を名乗る男まで出現。フロスキウスは、カラカラ帝から暗号解読の命を受けており、解けなければフロスキウスは処刑されてしまうのだとか。

つまり、その場に居合わせてしまった参加者たちは、暗号解読の協力者になるというわけ。カラカラ帝からは、「暗号が解けなければ、お前たちも処刑だ!」と宣告されてしまうから、これはなんとしても解かなければならない。タイムリミットは1時間。男湯、女湯、脱衣所にまでヒントが散りばめられており、参加者はそれを集めながら、一つ一つ、謎を解読していくことになる。

解読には、銭湯ならではのアイテムが活躍する場面もあり、ワクワク感を盛り上げる。「あ!わかった!」とあちこちから声が聞こえたり、スムーズに解いている他チームを見ては焦る我ら取材チーム。スタッフさんに助言をもらいながら、ようやく全ての謎を解いたものの、15チーム中、11位というしょっぱい結果に…。

反省点としては、どこかで行き詰まってしまっても、悩み続けてはいけないということ。あらゆる視点を持って、謎に挑むことが肝心だ。角度を変えてみた時に、「これだ!」と問題が解けた時の爽快感は感動的ですらある。これはクセになりそう!また、せっかくの3人ひと組のチームなので、うまく分担して、協力し合うことが欠かせない。

交流の場として栄えてきた銭湯が舞台とあって、謎解きをしている内に、参加者同士の中にも和気あいあいとしたムードと、不思議な一体感が生まれていた。この回で最も早く謎を解いたチームの所要時間は、なんと30分!7月2日までの毎水曜日に開催されるというから、『テルマエ・ロマエ』の世界観を堪能すると共に、是非このタイムにもチャレンジしてみては。【取材・文/成田おり枝】

「テルマエ・ロマエ 謎の湯 ~ローマ人も謎解きがお好き~」
■開催期間:2014年4月23日〜7月2日の毎週水曜日
1公演目19:00〜20:45
2公演目21:30〜23:15
■会場:銭湯「稲荷湯」
東京都北区滝野川6-27-14
■チケット:一般3,000円 学生2,500円 中学生1,300円(いずれも税込)
※未就学児童は入場無料。また、小学生以下の方は保護者の同伴が必要。
※各回の定員は45名。
■詳しくは公式サイトへ
http://www.mbga.jp/lp/game/thermae-romae/

映画公開記念「ルシウス3大衝撃キャンペーン」
■詳しくは公式サイトへ
http://cdn.static.gacha.fujitv.co.jp/thermae2/
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