ゴン中山が仮面ライダー鎧武と共演「ライダーベルトがうれしくてしょうがない」
『劇場版 仮面ライダー鎧武 烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE(仮)』(7月19日公開)の劇場版ゲスト発表記者会見が、5月7日に日本サッカーミュージアムで開催。主人公・仮面ライダー鎧武役の佐野岳と、本作に出演する、“ゴン中山”こと元サッカー日本代表の中山雅史選手が登壇。子供の頃から仮面ライダーとサッカー選手に憧れていたという佐野は「夢がいっぺんに叶っちゃった」と、中山選手との共演について大喜び。ライダーベルトを着けて現れた中山選手も「子供の頃、欲しくてたまらなかったけど、買ってもらえなかった。うれしくてしょうがない」と、笑顔を見せてはしゃいでいた。
小学校時代からサッカー少年だったという佐野。現役Jリーガーのジェフユナイテッド市原・千葉所属の佐藤勇人選手と、ジュビロ磐田所属の駒野友一選手と共に出演している試合のシーンでは、吹き替えなしの見事な連携プレーを披露している。中山は、“魂のストライカー”として本人役で出演した。
現場で、中山選手のゴールシーンを見た佐野は「本当に感激しました」と大興奮。「我が道を進むっていう意志の強さを知れました。どんどん前へ前へという気持ちが大事なんだなと」と、熱いものを受け止めた様子。中山選手は「僕のフィールドじゃないところだったから、どれだけ僕が応えられるかという、岳ちゃんやスタッフさんとの勝負だったかなと」と真摯な表情でコメント。そんな中山の演技について、佐野は「100点満点!素晴らしかったです」と絶賛した。
6月には2014年FIFAワールドカップが開催されるということもあり、中山は日本選手団にエールを送った。「ワールドカップでは、チームが一丸となること、みんなでひとつの方向を見るほうが大事。代表として誇りや責任を感じると思うけど、とにかく日本をアピールしてもらいたい。これが日本の力だってことを知らしめてほしい。戦う姿勢を見せてほしい」。佐野も「僕も、(『仮面ライダー鎧武』として)天下一を目指しているので、いっしょに頑張りましょう」と力強く訴えた。【取材・文/山崎伸子】