ライアン・レイノルズがカンヌでブーイングを浴びる!
新作スリラー映画『The Captive(原題)』を引っさげて第67回カンヌ国際映画祭に登場したライアン・レイノルズが、上映後に会場でブーイングを浴びてしまったとUs Weeklyが伝えている。あまりにもまわりの反応がひどかったため、ライアンは上映後のアフターパーティにも姿を現さなかったらしい。
アトム・エゴヤン監督、ライアン・レイノルズ主演の同作は、8年前に誘拐された娘の行方をまだ懸命に探している父親のストーリー。ライアンはレッドカーペットに今年のカンヌのベストドレッサーとの呼び声も上がっている妻ブレイク・ライブリーを伴って颯爽と登場したが、上映後、館内にブーイングが巻き起こったため、アフターパーティに出席せず帰ってしまったという。
彼を除くキャストは全員パーティに出席していたようだが、ライアンはブレイクとふたりでホテルにあるレストランで深夜に軽い食事を取っていたらしい。「ライアンはかなりイラついている様子でした。映画への反応を考えれば、パーティをパスしたとしても無理はないでしょう。ライアンは心ここにあらずという感じで、ずっと携帯で喋っていました。ブレイクは何度も彼を元気づけようとしていました。彼の腕をさすって慰めたり、耳元でなにかを囁いたりしていました。そのうちライアンも微笑んで、彼女の方に身を傾けてキスしていました」と目撃者が証言している。
『The Captive(原題)』はまだ米国での配給会社が決まっておらず、公開は未定だ。【UK在住/ブレイディみかこ】
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