アンジェリーナvsグウィネスのワーキングマザー論争が勃発?
グウィネス・パルトローが今年3月に「一般の母親たちよりも、有名人の母親の方が大変」と発言して世のワーキングマザーたちの怒りを買ったことがあったが、今度はアンジェリーナ・ジョリーが「セレブの立場にある母親たちは不平を言うべきではない」と発言して話題になっている。
「私は2つも仕事を掛け持ちしてやっと生計を立てているようなシングルマザーではありません。私は世界中のほとんどの母親よりも多くのサポートを受けています。家を持ち、医療サービスを受け、食料を買う経済力もあります。いろんなことをやり過ぎているなと思う時は、やることを減らします。そうできるからです。私はレアな立場にいると思います。次から次に仕事をする必要がないからです。家族のために必要な時には、時間を割くことができます」とニューヨーク・デイリー・ニュースにアンジェリーナは語っている。
自分の幸運さを強調するアンジーに対しグウィネスは、「子を持つセレブリティは一般人より苦労が多い」と主張し、「オフィスの仕事は毎日時間が決まっているから、いろんなことを朝のうちにやってしまって、夕方仕事から帰宅すればいいでしょう。でも、映画の撮影はそうはいかない。『2週間後にウィスコンシンに行って』と言われて、そこで14時間労働をしなくてはいけません。それはとても大変なんです」と話していた。だが、アンジーはそれには同意しないようだ。
「私のような立場にいる女性、つまり好きなだけサポートを得られる立場にいる女性は、不平を言うべきではありません。本当に生活苦に陥っている人々やサポートが得られない人々のことを考えるべきです。シングルで子どもを育てている人も多いですし。それは大変なことです」と語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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