佐々木蔵之介、『超高速!参勤交代』の見どころは「男性陣のセクシーショット」
歴史エンタテインメント『超高速!参勤交代』(6月21日公開)の完成披露試写会が5月27日に丸の内ピカデリーで開催され、佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、西村雅彦、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey!Say!JUMP)、柄本時生、六角精児、猿の菊千代、本木克英監督が登壇。佐々木は「めちゃくちゃポップで愉快でかっこ良い時代劇になった」と完成作に胸を張った。
本作は、突如5日以内の参勤交代を強いられた湯長谷藩(現在の福島県いわき市)の藩主・内藤政醇が、知恵を絞って無理難題に挑む姿を描くコミカルな時代ドラマ。若い女性が多く集まったこの日の舞台挨拶。本木監督は「まさしく、若い女性たちに時代劇を楽しんでもらいたいと思って作った。男性キャストは、ほとんど裸になるまでボロボロになって飛び回っております」と会場に訴えた。
すると、佐々木も「僕は出ていないんですが、ふんどし姿のセクシーショットがある。見事な臀部でありまして」と男性陣のセクシーショットをアピール。「六角さんのふんどしだけちょっとゆるくて、ラッシュを見た編集の人が『うわあ、ここ金かかるわぁ』と言うような、大変なことがあった」と危うく“ポロリ”となるようなシーンがあったことを明かして、会場も大爆笑。六角も「R指定になってしまう!」と笑いを堪えきれない様子だった。
紅一点となった深田は「皆さんがすごく仲が良くて。毎晩のように飲みにいってらしたようで、すごくうらやましかったです」と、男性陣のチームワークの良さに感心しきり。そんな中、上地と知念のいたずらっ子ぶりを明かしてくれたのが、六角だ。六角は「僕が砂利に膝をつかなければいけないシーンで、ひそかにそこに小石を置きやがるんです。上地が置いたあと、気づくと小石が2個になっていて。それをやったのは知念くんだった」と暴露。知念は「ちょっといたずらしたかったんです」と笑顔を見せていた。
登壇者陣の和気あいあいとした雰囲気が伝わってきたが、最後には佐々木が「福島の小さな藩が江戸幕府と戦う物語。皆さんがとてもチャーミングです。藩士たち、映画が愛されるものになれば」と熱を込め、「ふんどしのところも見逃さないように。もしかしたら何か映っているかもしれない」とここでもふんどしをアピール。終止、爆笑の舞台挨拶となった。【取材・文/成田おり枝】