ポール・マッカートニー、ドクターストップで全米ツアーも一部キャンセルへ

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ポール・マッカートニー、ドクターストップで全米ツアーも一部キャンセルへ

日本公演に続き、韓国でのツアーも中止した71歳のポール・マッカートニーが、6月中旬からスタートする予定だった全米ツアーも一部キャンセルすることがわかった。

ポールは5月17、18日の国立競技場、21日の日本武道館、24日のヤンマースタジアムでの公演をすべて中止。当初はウィルス性炎症による体調不良といわれていたが、その後、腸捻転を患い、都内の病院で手術を受けていたことが明らかになった。

当時のオフィシャルサイトでは、「数日間の静養で完治する見込み」とし、ポールは日本での再公演にも意欲を見せていたが、「本当に申し訳ないことに、アメリカでのツアーを始動させるのに数週間かかりそうです。気分はとてもいいのですが、医師のアドバイスを受けてもう少しだけ静養することにしました。みなさんにお会いできるのを楽しみにしています」と自身のウェブサイトで声明を発表。コンサートは7月5日から始動予定とcontactmusic.comが報じている。

関係者によれば、日本公演前の4月から5月上旬に行った南米ツアーで腸の病気を発症し、その時点でポールは手術寸前だったという。下痢や嘔吐を繰り返したことで体力が消耗したようで、10月まで続くツアーに万全の体調で臨むための決断だったとみられる。【NY在住/JUNKO】

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