トム・クルーズ、道頓堀でクルーズ!「まいど、おおきに!」と笑顔
新作の公開の度に日本を訪れる親日家のトム・クルーズ。今回は、桜坂洋の同名小説を映画化した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(7月4日公開)で、6月25日に、前作『オブリビオン』(13)のPR以来、1年1か月ぶり、20回目の来日を果たした。タイムループする本作のストーリーにちなみ、トムは、今日26日1日で大阪→福岡→東京を回る“ループ・キャンペーン”に挑戦!トムは、まず、大阪の道頓堀とんぼりリバーウォークにクルージングをしながら登場し「まいど、おおきに!」と笑顔で挨拶。3000人のファンに見守られ、「大阪・道頓堀クルーズ」を満喫した。
「日本は特別な国。特に、今回の映画の原作は日本の小説だから、スペシャル感が違う。道頓堀のクルーズも素晴らしい!みなさん、愛してるよ」と言うトム。また「今日は、日本を3か所巡るけど、大阪で良いスタートが切れたよ」と、感激の様子。映画については「僕は、これまでいろんな恋愛を経験してきた。でも、今回はとてもユニークな恋愛が絡んでいるよ」とアピールした。
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の舞台は、熾烈な襲撃を受けている近未来の地球。トムが扮するウィリアム・ケイジ少佐は、本格的な戦闘を前にあっけなく命を落とす。ところが、意識を取り戻し、自分が不可解なタイムループの世界にいて、何度も戦闘と戦死を繰り返していくことに気づく。ボーン・アイデンティティー』(02)や『Mr.& Mrs. スミス』(05)のダグ・リーマン監督がメガホンをとった。
大阪の後は、福岡のJR博多シティのイベントを行った後、東京の六本木で開催されるジャパンプレミアに参加。トムのバイタリティと、ファンへの熱い思いに胸が熱くなる1日となりそうだ。【取材・文/山崎伸子】
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