『呪怨』の俊雄くん、日本エレキテル連合の新ネタにも笑顔見せず!伽椰子はグーポーズでご満悦
佐々木希主演のホラー映画『呪怨 終わりの始まり』(公開中)の大ヒット記念“御礼”ならぬ“怨念”イベントが7月9日に都内で開催され、シリーズおなじみの恐怖キャラクター・伽椰子(最所美咲)と俊雄(小林颯)が登場。白塗りメイクで人気上昇中のお笑いコンビ・日本エレキテル連合(橋本小雪・中野聡子)も乱入して、新ネタを披露した。
呪われた家に足を踏み入れてしまったために、恐ろしい出来事に見舞われる女性教師の姿が描かれる本作。伽椰子は白塗りに長い黒髪を垂らし、俊雄も白塗りにパンツ一丁という劇中同様のスタイルで現れたこの日。日本エレキテル連合もそろうと、白塗りだらけの異色のイベントとなった。挨拶を求められた伽椰子は「ああああああ」と不気味な声を発し、俊雄も「お母さん…」とポツリ。お決まりのセリフで会場を盛り上げた。
「おしゃべりワイフシリーズ 未亡人朱美(あけみ)ちゃん 3号」のネタで人気を博している日本エレキテル連合。「映画のイベントに出るのは初めて」とのことだが、今日のために新ネタ「未亡人朱美ちゃん3号“呪怨バージョン”」を用意した。小平市のおじさん・細貝さんに扮した中野が、朱実ちゃん(橋本)の手を握り「いいじゃないの〜。一緒に『呪怨見に行こうよ〜』」を連発し、朱実ちゃんは「ダメよ〜、ダメダメ」と色っぽく返答。伽椰子のモノマネも繰り出すなど、必死に俊雄と伽椰子にネタをアピール。
俊雄は微動だにせずネタを見守り、会場にはシュールな空気が流れたが、一方の伽椰子は、笑顔は見せなかったものの、拍手を送り、親指を立ててグーポーズを見せるなどネタが気に入った様子。すると俊雄も控えめに拍手を送り、これには日本エレキテル連合も「良かった」とホッと胸を撫で下ろしていた。
最後には、伽椰子が「嬉しい」と言葉を発して、大ヒットへの喜びを表現。終止、表情を崩さなかった俊雄も、朱実ちゃんを見て「お姉ちゃん…」とつぶやくなど、白塗りの“姉弟”として絆を育んだ様子を見せていた。【取材・文/成田おり枝】