『パトレイバー』真野恵里菜と太田莉菜が「いやらしい目で見られた」と辻本監督をいじり倒す!

映画ニュース

『パトレイバー』真野恵里菜と太田莉菜が「いやらしい目で見られた」と辻本監督をいじり倒す!

人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写版プロジェクト第3弾『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第3章』の初日舞台挨拶が7月12日に新宿ピカデリーで開催され、真野恵里菜、太田莉菜、エピソード4のメガホンをとった辻本貴則監督が登壇。押井守総監督は欠席となったが、会場にコメント映像が届けられた。

アニメ版とは登場人物も世代交代し、特車二課存続が危ぶまれる無能の“三代目”の奮闘劇を描く本プロジェクト。シリーズ12話を全7章として構成したもので、今回の第3章では、エピソード4「野良犬たちの午後」、エピソード5「大怪獣現わる 前編」が上映される。

カナダ・モントリオールにいる押井監督は「エピソード4はカーシャ(太田莉菜)の大活躍。アクションを堪能してもらえると思う。僕の監督したエピソード5は、熱海に怪獣が存在するのか、出てくるのか。それを自分の目で確認してほしい」とメッセージ。さらに「怒る方もいるかもしれませんが、それは最後まで見ていただければわかると思う」と意味深なコメントで会場を沸かせた。

ヒロインとなる泉野明役を演じた真野は「今回、とにかくカーシャがかっこいい!特車二課にはかっこいい男性がいなくて、女子の方が強い。どこでも女性の方が強いんだなと思いました」とニッコリ。アクションにチャレンジした太田は「私はもともと、アクションとかできなくて。へっぽこ状態だった」と苦笑い。辻本監督も「僕も最初見た時は、『お!?大丈夫かな』と思った。それから練習を重ねて、撮影に入る頃にはかっこいい状態までできあがっていた」と太田の努力に感心しきりだった。

絶賛された太田だったが、「アクション練習中に、ずっといやらしい目で見ていた」と辻本監督の行動を暴露。辻本監督は「ちゃんと見ていただけなのに、いやらしい目になっていたようです」と必死に弁解。それからも太田は「(辻本監督は)すごいねばるから大変だった」と監督を激しくいじり倒し、真野も「押井さんだと、あまり現場が押すことがないんですが、辻本監督の現場は19時終わり予定が、夜中の2時くらいになった時もあった」と参戦。辻本監督は「よく覚えているな!なんだよ、今日は袋叩きですね!」と話し、会場も大爆笑だった。【取材・文/成田おり枝】

関連作品