キャプテン・アメリカが白人から黒人に交代!マーベル幹部が発表
女性版ソーが誕生することを発表したばかりのマーベルが、今度は新コミック・シリーズで、キャプテン・アメリカが白人から黒人に交代することを発表した。
米CBSニュースのサイトによれば、7月16日放送の「ザ・コルバート・リポート」に出演したマーベルのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、ジョー・ケサダは、マーベル・コミックの新シリーズで、キャプテン・アメリカが白人のスティーブ・ロジャーズから黒人のサム・ウィルソンに交代することを明らかにした。
黒人のキャプテン・アメリカは今年の秋からコミックに登場するそうで、人種だけでなく、キャラクターの背景にあるストーリーも以前とはかなり異なるものになるという。「以前のキャプテン・アメリカとは違う姿勢を持ったキャラクターだ。新キャラは兵士ではないということがまず違う。黒人キャラのサムは、スティーブのようにはならない。スティーブはちょっと堅物っぽいところがあってあまりおもしろくない時があったが、サムはそんなことはない。サムはソーシャルワーカーとして働いてきた設定になっている。彼は都市生活の最悪の部分を見てきた。犯罪や貧困、社会構造の問題や機会の欠如がコミュニティに与える影響を知っている。だから、彼は庶民の苦しい状況をなんとかするために働くことになるだろう。スティーブよりもさらに弱者びいきになるだろうね」と新シリーズの共同執筆者であるリック・リメンダーはMervel.comで明かしている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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