ペネロペ・クルスらがイスラエルに抗議状「ガザ攻撃はジェノサイド」
ペネロペ・クルスが夫のハビエル・バルデムや映画監督のペドロ・アルモドバルたちと連名で、イスラエルへの公開抗議状を発表した。
イスラエルのガザ攻撃を批判するセレブは多く、リアーナやバスケットボール選手のドワイト・ハワードもパレスチナ支持をツイッターで表明したが、ファンの反発に合って投稿を削除している。また、ワン・ダイレクションのゼイン・マリクもツイッターに「パレスチナに平和を」と投稿したことで殺害すると脅迫文を書き込まれたばかり。
ペネロペらスペインの映画人は、イスラエルへの抗議の手紙をスペインのメディアに発表し、ガザ攻撃を「ジェノサイド」と表現してEUに紛争への介入を求めている。英紙ガーディアンによれば、抗議状には「ガザ地区では恐ろしい状況が続いています。陸、海、空を包囲され攻撃されています。パレスチナ人の家は破壊され、水も電気もなく、病院や学校に行ったり、区域を自由に動き回ることもできません。それなのに、国際社会はなにもせずに見ているだけです」と書かれている。
ペネロペは抗議状を発表したことについてインタビューにも応じている。WENNによれば、ペネロペは「この重要な問題で誤解されたくないのですが、私はこの問題の専門家ではありません。問題の複雑さもわかっています。あの抗議状に署名したのは、イスラエルにもガザにも平和が訪れるようにと願っているからです。もう罪のない犠牲者が出ないよう、双方が歩み寄って停戦を実現することは可能だと思っています」と語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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