アンジェリーナの父親がペネロペ・クルスらのイスラエル批判に激怒!

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アンジェリーナの父親がペネロペ・クルスらのイスラエル批判に激怒!

アンジェリーナ・ジョリーの父親のジョン・ヴォイトが、先週イスラエルへの抗議状を連名で発表したペネロペ・クルスたちを自筆コラムの中で激しく非難した。

ジョン・ヴォイトは、ハリウッド・リポーター誌に寄稿したコラムの中で、「僕は怒っているなどというものではない。ペネロペ・クルスやハビエル・バルデムのような人々が世界中で反ユダヤ人感情を煽り立てるようなことをして、自分たちが与えたダメージに気付かないと思うと非常に悲しくなる。あの毒のようなイスラエルへの抗議状に署名した同業人たちは、自分たちの動機を考え直して欲しい。世界中に渦巻いてしまった反ユダヤ感情の炎を撤回するべきだ。あなたたちが有名になり、リッチになれたのは、あなたたちがアメリカという民主主義国家にいるからだ。同じような成功がイランやシリアやレバノンでも達成できたと思うか?あなたたちには自分の名声をいい目的のために使う責任がある。それなのに、あなたたちは中東で唯一の民主主義国家イスラエルを侮辱している」と書いている。

また、ジョン・ヴォイトは「あなたたちは恥ずかしさに顔を伏せるべきだ。あなたたち全員が自分のしたことに対する深い後悔を表明するべきだ。そして苦しんでいるイスラエルの人々に許しを乞うべきだ」と続けており、ペネロペらスペインの映画人たちと真っ向から対立する姿勢を見せている。

ペネロペやハビエル、ペドロ・アルモドバル監督たちは、イスラエルのガザ攻撃を「ジェノサイド」と表現し、「身体的にも道徳的にも精神的な面でも、ガザの一般市民たち、特に子どもたちにダメージを与えている」と批判していた。【UK在住/ブレイディみかこ】

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