小池徹平、“ホームレス”の次は“ブラック会社”の社員!?
小池徹平が、2ちゃんねるのスレッド文学の映画化『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』(今冬公開)に主演!
本作は2ちゃんねるのスレッドから派生し、100万人が笑って泣いたという実話ベースの物語。小池が演じるのは、高校中退の26歳のニートから、一心発起してサラリーマンになった主人公「マ男」。ところが勤め先は、サービス残業は当たり前、無責任な上司に無能な同僚、無関心な社長etc.の“ブラック会社”(=問題企業)だった! 悲惨な状況で奮闘するマ男に、光は差すのか!?
小池にとって4作目の映画主演作となる本作。これまでに『ラブ☆コン』(06)では背が低い高校生、『KIDS』(08)では特殊な能力を持つ少年、『ホームレス中学生』(08)ではホームレスの中学生を演じてきたが、今回は初めて小池の実年齢に見合った役柄となる。
そんな等身大の「マ男」役への意気込みをこう語った。「会社員の役に挑戦します。ニートから社会に出て働いて成長していくという、少し変わったサラリーマン役なので、難しい役だとは思いますが、体当たりでぶつかっていこうと思っています」
「ROOKIES」のドラマや映画を手がけたいずみ吉紘の脚本を、『キサラギ』(07)の佐藤祐市が監督する本作。小池曰く「脚本がとてもおもしろくて、笑う部分もたくさんあり、佐藤監督の演出も楽しみにしてます」とのことで大いに期待できそう。
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