SEKAI NO OWARI、スクリーンデビューもFukaseは「映画をまだ見ていない。見る気もない」と告白
人気ロックバンドSEKAI NO OWARIがスクリーンデビューを飾った『SEKAI NO OWARI TOKYO FANTASY』(8月15日公開)の先行イベント上映が8月8日にTOHOシネマズ日劇で開催され、SEKAI NO OWARIのNakajin、Fukase、Saori、DJ LOVEが登壇。応援ゲストとしてお笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーも駆けつけて、会場を大いに盛り上げた。
本作は、彼らが楽曲制作やライブのテーマとして掲げている「TOKYO FANTASY」を、フランス人監督のラファエル・フリードマンが映像化したもの。ファンが大合唱でSEKAI NO OWARIのメンバーを迎え入れ、彼らが登場すると割れんばかりの大歓声。Fukaseは「映画化は、デビュー前から二人三脚でやってきたマネージャーが、ずっと熱望していたこと」、Nakajinも「やっと公開できる」と話すなど、それぞれが感慨深い表情を見せていた。
映画はドキュメンタリーとしての要素を含むだけでなく、メンバーは演技にもチャレンジしている。「一番、演技をしている」というFukaseは、メンバーの中で唯一、まだ映画を見ていないという。さらには「見る気もないんですけど」とはにかみながら告白、会場からも驚きの声があがった。なんでも「演技をしているので、恥ずかしい」とのことで、「映画を公開している間に、泥酔して見に行こうかな。隣で見ている人が、微妙だなとか言っていたら傷つくじゃん」と話し、会場を笑わせていた。
その後、フードをかぶってウーマンラッシュアワーがサプライズで登場。フードをとり、正体が露になると観客からも笑いと歓声がわき起こった。村本は「Fukaseくんが僕らのトークライブに来てくれて。その時にアドレスを交換した」と意外な交流を明らかにした。
また、劇中や楽屋でもSEKAI NO OWARIの仲の良い様子を見たウーマンラッシュアワーは、「本当に仲が良いんですか?」と質問。Fukase「幼なじみなんで、仲が悪かったら幼なじまないですもんね」と、独特の言い回しで回答。ただ、FukaseとSaoriは「たまにケンカをする」とのことで、Saoriが「(Fukaseに)『その目が気に食わない』とか言う。生意気なんだって」とケンカの理由を明かすと、会場も大爆笑。メンバーと会場の一体感に包まれた舞台挨拶となった。【取材・文/成田おり枝】