市川海老蔵、くまモンからの指名で氷水をかぶる!「次の指名はあえてしない」と意思表明

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市川海老蔵、くまモンからの指名で氷水をかぶる!「次の指名はあえてしない」と意思表明

ジャパニーズホラーの原点とも言うべき「四谷怪談」を現代に蘇らせた映画『喰女 クイメ』の初日舞台挨拶が8月23日に新宿バルト9で開催。舞台挨拶後には海老蔵が、難病の筋萎縮性硬化症(ALS)の患者を支援する活動「アイス・バケツ・チャレンジ」を行った。

今回のチャレンジは、熊本県のPRキャラクター“くまモン”からの指名を受けてのもの。スーツ姿でバケツの氷水を思い切り頭からかぶった海老蔵は、「筋萎縮性硬化症という難病は私も知らなかった。今回のことで知って、やらさせていただきました」と真摯な眼差しでコメント。

同活動は、指名を受けた人が24時間以内にバケツの氷水をかぶるか、または100ドル寄付するかを選択。氷水をかぶった人は、次に挑戦する人を指名するできるというルール。海老蔵は「こういったことは、ネガティブに捉えられることもある。あえて次の指名はしない」と指名をしないことを選択。「これを見て知っていただき、寄付をする方向に結びつけばいいなと思う」と自分なりの考えを明かしていた。

この日の舞台挨拶には、海老蔵をはじめ、柴咲コウ、中西美帆、根岸季衣、三池崇史監督が登壇した。“お岩さん”に扮した柴咲は、「三池監督のファンで、出演できたことが光栄。さらにお岩さんという役を演じられたことも光栄」と充実の表情。“お岩さん”メイクについては、「少しずつ作り上げていって、(顔が)ふくらんでいく段階があって。しまいには目が飛び出そうになるんですが、いいぞ、いいぞと楽しみながらその行程を見ていました」とあっけらかんと語り、会場を笑わせていた。

三池監督は「朝から見ていただく映画ではないので。来ていただいてホッとしています」と嬉しそうな笑顔。企画から参加した海老蔵は、「本日から、映画が皆さんのもとに旅立つ。母親になったような気分」と映画への思いを話していた。【取材・文/成田おり枝】

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