美人大国インドが生んだ絶世の美女!新機軸のインド映画「バルフィ!」が口コミで人気上昇中|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
美人大国インドが生んだ絶世の美女!新機軸のインド映画「バルフィ!」が口コミで人気上昇中

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美人大国インドが生んだ絶世の美女!新機軸のインド映画「バルフィ!」が口コミで人気上昇中

8月22日に公開されると瞬く間に口コミで人気が広まり、映画ファンから熱い視線が注がれているインド発のヒューマンドラマ『バルフィ!人生に唄えば』。劇場には20~70代の幅広い層の観客が訪れ、「愛と笑いと優しさにあふれた、素晴らしい映画!」「自分の人生が豊かになるような映画に出会えた」といった絶賛の声も上がっているという。そんな本作で「あの美女はいったい誰?」と密かに話題になっている1人の女優がいる。

その女優の名はイリヤーナー・デクルーズ。現在26歳の彼女は2006年にデビューしたインド映画界注目の新鋭だ。“ボリウッド”の愛称で親しまれている北インド産の映画ではなく、テルグ語やタミル語の南インド映画で頭角を現してきた。日本でのスマッシュヒットも記憶に新しいインド映画『きっと、うまくいく』(09)のタミル語版リメイク作『Nanban』(日本未公開)では、ヒロイン役に抜擢。満を持してのボリウッドデビューとなった『バルフィ!人生に唄えば』の後も出演が相次ぎ、インドのスター女優として地位を確立している。

そんなデクルーズが『バルフィ!人生に唄えば』で演じるのは、資産家の妻として何不自由なく暮らしてきた絶世の美女、シュルティ役だ。生まれつき耳が聞こえず、話ができない主人公バルフィと運命的な恋を経験するシュルティは、本作で重要な役割を果たしている。監督のアヌラーグ・バスはデクルーズの演技を高く評価し、「彼女は、とってもきれいな瞳を持った、とてもピュアな女優。内面から美しく、風格があり、物腰が穏やかで気品と儚さを備えてる」とコメント。またデクルーズ自身も「シュルティという女性は、私が演じた中でも最高の役」と振り返っており、キャリアの中でも重要な1本だったことがうかがえる。

ちなみに、本作にはバルフィの幼なじみで自閉症の少女ジルミルというもう1人のヒロインがいるが、彼女を演じるのが2000年のミス・ワールドであるプリヤンカー・チョープラー。実は絶世の美女であるプリヤンカーの存在も、本作の感動を語るうえで欠かせないポイントとなっている。

前述の『きっと、うまくいく』をはじめ『スタンリーのお弁当』(11)など、近年は日本でも良質なインド映画が紹介されている。これらの作品群は、従来の出演者たちが歌って踊るエンタテインメント要素が過多なインド映画とは一線を画し、新たなムーブメントの到来を感じさせる。そんな中で『バルフィ!人生に唄えば』は、あくまでも男女の“純愛”にフォーカスし、感情の機微をすくい取ることに成功した新機軸のインド映画だ。デクルーズの美貌にも注目だが、転換期を迎えているインド映画の最前線として、『バルフィ!人生に唄えば』を楽しんでほしい。【トライワークス】

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