キルステン・ダンスト、ヌード画像を流出されてアップルに皮肉!「iCouldありがとう」
ハリウッド史上最悪のプライベート画像流出と言われているアップルのiCouldハッキング事件で、100人以上存在するという被害者の一人キルステン・ダンストが、ネットに流出したヌード画像は自分のものであることを認め、「iCouldありがとう」という皮肉たっぷりのメッセージをツイッターに投稿している。
さらに、恋人のジャスティン・バーランダーと一緒に写っているヌード写真を流出されたケイト・アプトン。彼女の弁護士は、「あまりにも悪質なプライバシー侵害です。不法に入手した彼女の画像をネットで公開したりコピーを作成したりする人物は必ず提訴します」という声明を発表している。
一方、アップルはiCouldサービスには欠陥はなかったと主張しており、一連の流出はiCouldやFind my iPhoneなどのアップルのシステムが侵入されたのではなく、セレブたちのユーザー名やパスワード、セキュリティーチェックの質問などが個別に破られた結果だったと結論づけている。
こうした騒動を受け、コメディアンのリッキー・ジャーヴェイスは「セレブリティたち。ハッカーがコンピューターからあなたたちのヌード写真を盗まないようにするため、コンピューターに自分のヌード写真を入れないようにしなさい」とツイートし、セレブやファンから非難の嵐を浴びてツイートの削除に追い込まれた。
「もちろん責められるべきはハッカーだが、この件についてジョークを飛ばしちゃいけないということはないだろう」とリッキーはツイートしており、ハリウッド関係者が今回のハッキング事件でいかに神経質になっているかが伺える。【UK在住/ブレイディみかこ】
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