『ジャンゴ 繋がれざる者』の黒人女優が公然わいせつ罪容疑で拘束される
『ジャンゴ 繋がれざる者』(12)などに出演している女優のダニエル・ワッツが、車の中で白昼に恋人とわいせつな行為を行っていたとして身柄を拘束された。
ロサンゼルス・タイムズの報道によれば、9月11日の午後、「公共の場に駐車した車中で、ドアを開けたままわいせつな行為を行っている男女がいる」と警察に苦情が入り、説明されていた特徴に合致する男女を発見してその場で身柄を拘束したという。「しかし、その後の取り調べで犯罪とは無関係と判断し、ミス・ワッツと同伴者は釈放されました」と警察側は発表している。
一方、ダニエル・ワッツは恋人とは単に車中でキスをしていただけだと主張しており、「今日、私は2人の警察官に手錠をかけられ身柄を拘束されました。公共の場で、きちんと服を着て愛情を示していたことが悪いことだと私は思いませんでした」とフェイスブックに書いている。ダニエルは、自分が拘束されたのは黒人だからだと主張しており、恋人の男性は白人なので娼婦とその客だと決めつけられたのだと警察側を非難している。
TMZが入手した音声テープでは、ダニエルは警察から身分証明書の提示を求められて拒否しており、父親に電話をして泣きながら「何も悪いことをしていないのに犯罪者のように扱われている」と話している。
警察への通報は現場付近の全米映画監督協会のオフィスから入ったものだったそうで、同オフィスに勤める人々は、車のドアを開けたまま2人がセックスしているのを見て驚いたと話しているらしい。「彼女は人目もはばからず彼の上にまたがっていた」と目撃者は証言している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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