オンナの自分勝手な行動にオトコはどこまで耐えられる?

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オンナの自分勝手な行動にオトコはどこまで耐えられる?

“運命の人”を信じますか?いつの時代も恋愛話のネタにあがる、このフレーズ。そんな永遠の難題とも言えるこの問いに、答えを示してくれそうな映画がラブ・コメディ『バツイチは恋のはじまり』(9月20日公開)だ。

主人公は、最初の夫とは必ず破局するというジンクスに悩み、長年付き合ってきた恋人との結婚の前に“離婚相手”を探す旅に出るイザベル(ダイアン・クルーガー)。偶然出会ったジャン=イヴ(ダニー・ブーン)に目をつけ、結婚までこぎつけると、即離婚しようと大張り切り。なんとかして嫌われようと、あの手この手で試みる。男性はどこまで女性の勝手でわがままな行動を許せるのか…その一部を紹介したい!

■【彼の部屋のインテリアを壊す】ジャン=イヴの部屋に招かれたイザベルはインテリアを物色。そこで、彼の目を盗んで、シェルフを勢いよく押し倒してしまう。ガシャーンという音と共に、棚に乗っていた小物たちは粉々に。(…だがジャン=イヴは、『私、不器用なの』と困った顔を見せるイザベルに対し、にっこり笑ってあっさり許してしまう!)

■【悪いことしてないのに、いきなりビンタ】街中を散歩するイザベルとジャン=イヴ。すると突然、イザベルは彼にバチーンと一発、平手打ち!さすがに驚くジャン=イヴだが、イザベルは「あだ名で呼ばれたら、平手打ちするのが我が家のルールなの」と、しらじらしい嘘を口にする。(…しかしジャン=イヴは、『面白いね』の一言だけでとがめる様子ナシ!)

■【シャンプーの代わりに脱毛クリーム】夜のお風呂タイム、バスルームでシャンプーがないことに気付いたジャン=イヴは、部屋のソファでくつろぐイザベルにシャンプーを要求。ところが、彼女が用意したのは脱毛クリーム!それを手にしたジャン=イヴは気付かずに、髪の毛を泡立たせていく。結果、ところどころ抜け落ち、せっかくの植毛をダメにしてしまう。(…だがジャン=イヴは、『また生えるさ、君が愛しているのは髪じゃないだろ』と菩薩のような優しさで怒りもしない!)

■【社交場でドン引きさせる言葉使い】頭を隠すように帽子をかぶったジャン=イヴと、美しく着飾ったイザベルはパーティへ。ジャン=イヴの仕事関係の知り合いに紹介され、なれ初めを聞かれたイザベルは、いきなり乱暴で卑猥な言葉を使い始める。「路上で客引きしていた」「インターネットのチャット売春」などドン引きするようなワードを連発し、周囲の人間の顔を引きつらせていく。(…なのにジャン=イヴは、『突飛な行動は“恐れ”から来ているんだろ』と、彼女の言動をポジティブに解釈!)

これ以外にもイザベルの大胆な言動はいくつかあるが、際立つのは、ジャン=イヴの許容範囲のデカさ。それほど恋は盲目で、惚れた女に弱いのが男の性なのか…。ここまでやっても愛してくれるような包容力のある男性はなかなかいないだろうが、もし相手に不安な人は、イザベルのような行動に出て、相手の反応を見てみては?意外なところで“運命の人”に気付いちゃうかも!【トライワークス】

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