お散歩で元気&可愛さ爆発!最高の相棒、マメシバ一郎に会ってきた!
圧倒的な存在感を放つ中年ニートの芝二郎と、唯一無二の愛くるしさが自慢のマメシバ一郎。このデコボココンビの交流を描いた「マメシバ」シリーズは、犬好きを中心に根強い人気を獲得している。そんな一郎ファンも待望の最新作『幼獣マメシバ 望郷篇』がいよいよ9月20日(土)から公開。この度、この“愛され犬”を一目見るべく、一郎に単独取材を敢行!撮り下ろしたお散歩写真とともに一郎の素顔を紹介したい。
シリーズ第4弾となる今作で一郎を演じたのは、歴代5代目となる柴犬2匹。今年の4月26日に生まれ、離乳後すぐに撮影に臨んだ兄妹犬だ。甘えん坊で物覚えが早いオスの一郎と、元気いっぱいのメスの一子が、劇中の一郎を演じ分けている。今回の取材に現れたのはオスの一郎。街と公園を散歩させると、目に入るものすべてに興味を示し、元気よく走り回っていた。映画出演時に比べると子犬らしさは薄れ、凛々しく成長をとげているが、愛くるしい表情と動きは一郎そのものだ。
取材に同行してくれたのは、シリーズすべての作品に動物トレーナーとして参加しているZOOプロの北村まゆみ氏。北村氏によると「歴代の一郎にそれぞれ個性があるんですが、どの子も柴犬独特の我の強さを持っている」という。「今回も生後2か月だったので、お散歩というよりは、ほとんど抱きかかえるようにして撮影してもらいました。子犬は同じ動きは二度とできないんです。そういう偶然に起きたハプニングが今回は多かった」と撮影のエピソードも明かしてくれた。鑑賞の際はその奇跡的な瞬間を見逃さないように!
本シリーズの見どころは一郎の可愛さであることに間違いないが、北村氏はそれだけではないと語る。「今回の一郎は二郎の手助けをしてます。設定上、人間と犬は上下の関係になりそうですけど、今回は横並びの関係なんですよ。それがこのシリーズの独特な世界観だと思います」。最初は生き物の存在自体を受け入れられなかった二郎が、徐々に一郎との距離を縮め、絆を深めていく…。関係性の変化に注目してシリーズを見ていくと、より深くドラマを楽しめるはず。二郎と一郎が最新作ではどんなドラマを展開するのか、期待してほしい。【取材・文/トライワークス】