リース・ウィザースプーン、『ゴーン・ガール』のレッドカーペットでひんしゅくを買う
第52回ニューヨーク映画祭のオープニングを飾った話題作『ゴーン・ガール』(12月12日公開)のレッドカーペットで、リース・ウィザースプーンがひんしゅくを買ったようだ。
デヴィッド・フィンチャー監督作『ゴーン・ガール』の主役は、夫婦役を演じるベン・アフレックと『007 ダイ・アナザー・デイ』(02)でボンドガールを演じたロザムンド・パイクだ。ロザムンドは、11月に16歳年上のビジネスマンでパートナーのロビー・ウニアックの間に授かった第2子を出産予定だが、大胆なスリットの入ったブラックのロングドレスとハイヒール姿は、妊婦とは思えないファッショナブルな出で立ちで、評判は高かった。また作家のジリアン・フリンはゴールドのドレス、ロビン・シックの「ブラード・ラインズ 今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ」のミュージック・ビデオで全裸を披露し、今作でも見事な裸体を披露しているエミリー・ラタコウスキーは胸元が大きく開いた赤いロングドレスでレッドカーペットを歩き、大いに話題を呼んだ。
しかし、同作には出演しておらず、プロデューサーを務めているリースには、メディアも唖然としたという。
「真っ赤なホルタータイプのドレスはとても素晴らしく、まさにスターとばかりの輝きで、息をのむほどでした。カメラマンたちも華やかな写真が撮れて喜んでいたはずですが、『彼女はこの映画に出演していたのだろうか?』と疑問を持ったようです。編集者たちもしかりです。またデイリー・メール紙などに掲載されているリースの写真を見た人たちも同じ疑問を持ったようで、プロデューサーと判明すると、『場をわきまえていない』、『女優だから仕方ないが、この作品では目立つべきではない』といったツイートが飛び交った」という。
関係者は、「リースはトロント国際映画祭で高い評価を得た主演作『Wild(原題)』について質問されることを想定していたはずです。オスカー候補とささやかれ始めており、彼女は自分の作品のプロモーションのために主演女優として目立つ必要があったのでしょう」とナショナル・エンクワイラー紙に語っている。
なかには、「アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』(13)でプロデューサーを務めたブラッド・ピットの控え目な態度を見習うべきだ」との厳しい声もあるようで、女優と言えどもTPOをわきまえた行動が問われているようだ。【NY在住/JUNKO】