家族以上の固い絆で結ばれた5人の兵士たち。戦争アクション大作『フューリー』の新たな情報が明らかに!
11月28日(金)より公開となる、戦争アクション大作『フューリー』。今回、過酷な戦場で戦いながら、家族以上の固い絆で結ばれた5人の兵士たちの場面写真が公開となった。
物語は、1945年ヨーロッパ戦線。歴戦の勇者でありながら複雑な思いを内に秘めた戦車部隊の指揮官ウォーダディーのもとに集まった4人のアメリカ兵。“激しい怒り”を意味する“フューリー”と名付けられたシャーマン戦車に乗り込んだ5人の闘いがはじまる。他の部隊が壊滅していく中、厳しい戦闘を切り抜けたフューリー部隊にある地点を死守せよとの命令が下る。行く先々に隠れ潜むドイツ軍の奇襲をしのぎ、世界最強とうたわれるティーガー戦車との死闘を生き延びた“フューリー”の乗員5人は、1台の戦車で敵の精鋭部隊300人を迎え撃つことになる。
公開された写真では、まさに激しい怒りの表情で何かを睨みつけるブラッド・ピットが演じるウォーダディーの強烈なカット。さらに、朝日が差し込んでいる森に停車した戦車上のカットでは、屈強な兵士たちが戦いに備え、しばしの憩いを過ごすシーンだ。シャイア・ラブーフ扮する冷静沈着なボイド・スワン(通称:バイブル)、デヴィッド・エアー監督と2度目のタッグとなるマイケル・ペーニャは、酒浸りだがチーム内で一番頭が切れるトリニ・ガルシア役(通称:ゴルド)、チームのムードメイカーとなるジョン・バーンサルは、グレイディ・トラビス役(通称:クーンアス)で装塡手、そしてローガン・ラーマン演じる戦闘訓練すら受けていない新兵ノーマンが顔を揃えている。
撮影に入る前に、固い絆で結ばれたチームワークを作るため、事前訓練を兼ねてブートキャンプが行われた。シャイア・ラブーフは、「あのブートキャンプは計り知れないほど有益だった、お互いを良く理解できるようになったし、何せ6日もの間、森の中で一緒に過ごすわけだから次第に団結が強まっていった。自分がより大きな大義の一駒に過ぎないことを自覚するようになり、大勢のために戦っていることもわかっていった」と語る。ジョン・バーンサルも「お互いに真の信頼関係を築けた。こういう一体感は撮影現場にいただけでは構築できない」とブートキャンプがチームの絆を描くために必要なことだったと語る。実際に過酷な経験をともにした5人だからこそ、戦場という極限の状況での絆、チームワークを体現できたのかもしれない。
副操縦手を戦闘で失い、新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置される。何もわからない新兵に、ウォーダディーが戦車を指さして「ここがホームだ」と教える。「酒は?」「煙草は?」と新兵を手荒に迎える先輩兵たち。つかの間の休息の後、彼らは過酷な戦場へと歩を進めていくことになる。シャーマン戦車“フューリー”には、どんな過酷な戦いが待ち受けているのか。固い絆で結ばれた5人の活躍に期待は高まるばかりだ。【Movie Walker】