ブラッド・ピット「初めて銃を与えられたのは幼稚園児の頃」
戦争アクション大作『フューリー』(11月28日公開)で兵士を演じているブラッド・ピットが、本物の銃を初めて与えられたのは幼稚園児の頃だったというショッキングな発言をしている。
「成長する過程で、先祖から兵器を譲り受ける通過儀式みたいなものがあってね。僕の弟は父親のものを貰い、僕は幼稚園に通っていた頃に祖父のショットガンをもらった」とRadio Times誌に明かしている。8歳の頃にはすでに銃を撃つ経験をしていたそうで、「ポジティブなことは、父親から兵器への深いリスペクトを教え込まれたということだ」と話している。
リベラルな俳優として知られているブラッドだが、銃に関しては少し違う考え方を持っているようで、妻のアンジェリーナ・ジョリーと6人の子どもたちと暮らしている自宅にも銃を保持していて、銃がなければ安心して生活できないという。
ブラッドは12年のデイリー・メイル紙のインタビューでも銃の所持を支持する発言をしている。「米国は銃を所持するという事実の上に成立している社会だ。それは僕たちのDNAに刻み込まれている。奇妙だが、銃を持っていた方が気が楽になる。1つどこかに隠していないと完全に安心できない。それが僕の考え方だ。それが正しいにしろ、間違っているにしろ」と語っていた。【UK在住/ブレイディみかこ】
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