アデル、私生活が幸福すぎて曲が書けない?新アルバム発表が延期に

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アデル、私生活が幸福すぎて曲が書けない?新アルバム発表が延期に

年内に新アルバム「25」を発売する予定だったアデルが、同作のリリースを延期したと発表している。これはアデルのレーベル、XLレコーディングスが明らかにしたもので、同社の財務報告書の中に「14年中にアデルの新譜は発表されないため、XLの収入と利益は大幅に下がることが見込まれる」と記されている。

「25」はクリスマス商戦に合わせたリリースと予想されていた。7月にはすべて録音は終わったといわれ、ファンの期待は高まるばかりだった。しかし、どうやら作業はそこまで進んでいなかったようで、アデルはスランプに陥っているのではないかと心配する声も上がっている。

英紙デイリー・メイルによれば、アデルはアルバムの方向性を決めることができずに何度も心変わりしているそうで、これまで失恋を題材にした悲しげなバラードで大ヒットをとばしてきたのに、私生活で幸福になり過ぎて曲が書けなくなっているという。

09年に発表された「19」は、彼女が08年から09年にかけて交際していた男性との別れがテーマになっていたし、11年の「21」では10年に交際した男性との経験が歌われていた。アデルはその後、慈善団体主宰のサイモン・コネッキー氏と知り合い、第一子を出産して家庭生活は順調そのものだ。

「もう以前のようにいい曲が作れなくなったのならやめた方がいい」「ハッピーな曲を書けばいい。暗い曲ばかり流行っているから」「もうレコードを出すことはなくても、ずっと幸福でいてくれた方がファンとしては嬉しい」などのコメントがデイリー・メイルのサイトに寄せられている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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