BUMP OF CHICKENが『寄生獣』舞台挨拶に登場!藤原基央は「手汗がすごい」と緊張の面持ち

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BUMP OF CHICKENが『寄生獣』舞台挨拶に登場!藤原基央は「手汗がすごい」と緊張の面持ち

第27回東京国際映画祭クロージング作品『寄生獣』(11月29日公開)のワールドプレミアが10月30日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督、主題歌「パレード」を担当したBUMP OF CHICKENが登壇。BUMP OF CHICKENにとって、映画の舞台挨拶に登壇するのは今回が初めてのこと。ボーカルの藤原基央は「手汗がすごい」と照れ笑いを見せた。

累計1200万部を誇る岩明均の同名コミックを『永遠の0』(13)の山崎監督が二部作として実写化。空から飛来した謎の生物を右手に宿してしまった少年・新一の数奇な運命を描く物語だ。BUMP OF CHICKENのメンバーも原作の大ファンだったそうで、藤原は「山崎監督が『寄生獣』を撮っていると聞いて、みんなで『楽しみだよね』と話していた。主題歌のオファーをいただいたときは、びっくりしたけれどすごく嬉しかった。ありがとうございます」と山崎監督に感謝しきり。山崎監督も「疾走感がハンパない。ものすごい状況のなかで、がむしゃらに走っている新一の姿が目に浮かんだ」と出来上がった曲に惚れ込んでいた。

主人公の新一役を演じる染谷は、「オファーがくるとしたら、パラサイト役だと思っていた」と話して会場も大爆笑。CGで描かれる右腕のパラサイト“ミギー”を完成作で見たときは、「感動して涙が出そうになった」といい、「エンタテインメントとして楽しめた上で、原作にあるテーマが血が通って描かれていた。それってすごいこと。早く完結編を見せてくれ!と思った」と原作のテーマを受け継いだ完成作に胸を張っていた。

すると深津も「早く次が見たいと、気持ちを先へと動かしてくれる作品。公開日を早くできないんですかね?」とニッコリ。山崎監督は「まだ完結編は何もできてません」と困りながらも、「いろいろな技を駆使してPG-12指定にしています。『怖い、面白い』というところから始まって、深いところに入っていける作品。たくさんの人に見てほしい」とアピールしていた。【取材・文/成田おり枝】

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