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エマ・ワトソン、栄誉ある賞を亡きハムスターに捧げる

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エマ・ワトソン、栄誉ある賞を亡きハムスターに捧げる

10月31日にロサンゼルスで行われたブリタニア・アワードで、エマ・ワトソンがブリティッシュ・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

ブリタニア・アワードは英国映画テレビ芸術アカデミーのロサンゼルス支部が毎年行っているもので、アメリカや英国、その他の国で活躍している映画業界人に対して様々な賞が贈られる。

受賞した賞を家族や仕事の関係者に捧げるスターは多いものだが、エマはスピーチの中で賞をペットのハムスターに捧げると発言した。

「私はこの賞を受賞したことをとりわけ光栄に思っています。なぜなら、英国映画界は私の職場であり、私が育った場所でもあるからです。実際、家族代わりのようなものでした。例えば、『ハリー・ポッター』シリーズの1作目を撮っていた時、撮影所で私が飼っていたハムスターのミリーが心臓発作を起こし、亡くなってしまいました。すると、撮影所の美術担当者がマホガニーの小さな棺を作ってくれたのです。中にはベルベットの布が敷き詰めてあり、蓋の前面にはミリーの名前が彫ってありました」

「私が言いたいのは、英国映画界の人々は私にとっては特別だということなのです。そんな方々から賞をいただけるということは大きな意味のあることです。今夜この賞をいただき、心から栄誉を感じます。本当にありがとうございます。ミリー、あなたにこの賞を捧げます」とエマは語ったと英紙テレグラフが伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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