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エマ・ワトソン、「8歳の時から性差別を感じていた」

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エマ・ワトソン、「8歳の時から性差別を感じていた」

7月に、男女平等と女性の地位向上を目指す国連組織UN Womenの国連親善大使に選ばれたエマ・ワトソンが、ニューヨーク国連連合本社ビルで行われたHe For Sheキャンペーンの会議に出席。堂々のスピーチで男女平等を訴えた。

髪をアップにし、シンプルなグレーのスーツドレスに黒いハイヒール姿で登壇したエマは、「私は8歳の時から、性差別を感じてきました。『学校で行う演劇の監督をやりたい』と言ったら、『bossy(仕切り屋、ボス)』と言われたのです。15歳で女友達は、筋肉質(男っぽい)になりたくないとスポーツをやめていきました。社会ではまだまだ男女不平等がまかり通っていて、男性が優位な地位を占めています」と堂々のスピーチを行ったとデイリー・メール紙などが報じている。

このキャンペーンには、女性だけではなくすでにマット・デイモンやキーファー・サザーランド、アントニオ・バンデラスなども参加して女性の地位向上に一役買っており、将来的には10万人の男性や少年らを取り込みたい考えだという。

『ハリポタ』仲間のダニエル・ラドクリフが、ハリーのイメージ脱却に苦しむ一方で、ハーマイオニーを演じてたエマは今年5月、英文学の学士号を取得して米ブラウン大学を卒業し、現在は国連大使としてますます優等生の道を突き進んでいるようだ。【NY在住/JUNKO】

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