役者として一皮むけたシャイア・ラブーフが並々ならぬ決意で挑んだ役作りを語る|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
役者として一皮むけたシャイア・ラブーフが並々ならぬ決意で挑んだ役作りを語る

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役者として一皮むけたシャイア・ラブーフが並々ならぬ決意で挑んだ役作りを語る

第二次世界大戦下ヨーロッパ戦線を舞台に、たった1台の戦車でドイツ大軍を相手に戦い抜いた5人の兵士たちの絆を描く『フューリー』が11月28日(金)より公開される。主演ブラッド・ピットとローガン・ラーマンの来日が決定し、盛り上がりを見せる中、5人の兵士の1人シャイア・ラブーフが、本作への思いを語ったインタビュー映像が解禁された!

インタビューでは、役作りのために準備したこと、兵士を演じることに感情的になったこと、デヴィッド・エアー監督との協力などについて赤裸々に語っている。

本作でシャイアが演じるのは、ブラッド演じるウォーダディーらとともに戦車“フューリー”に乗り、砲撃手として戦う兵士ボイド・スワン、通称バイブル役だ。冷静沈着に敵兵に対峙する殺し屋的な側面と、聖書の一説を引用して仲間の心を癒すクリスチャンという二面性のある男を熱演している。この二面性を持った兵士を演じるため、シャイアは軍人でもあり牧師でもある第42歩兵師団の従軍牧師シェイン・エイツ軍曹など、役柄と似通った軍人たちに会い、役作りにのぞんだ。

エアー監督は、シャイアが演じたバイブルについて、ジョン・バーンサルが演じた相棒の装鎮手グレイディ・トラヴィスとの「密な関係」を指摘する。「一方がクリスチャンで、一方が殺しを厭わない女好きなので、相反する存在だと思いがちだが、2人は融合し、完全に一体化している。1人の人物の陰と陽のようなものだ」と2人がより深い関係であることを語っている。

また、ブートキャンプについては「計り知れないほど有益だった」とシャイアは語る。「自分が大義の一駒にすぎないことを自覚するようになり、多くの男たちのために戦っていることもわかった」と言う。役作りのために、作戦基地に派遣された兵士たちと一緒に生活し、さらに州兵たちと1か月半を過ごした後、キャストらと合流し、フォート・アーウィンのブートキャンプに参加したそうだ。

「神を信じながらも喜んで殺すような二面性のある男を演じたシャイアは、魂のこもった深みのある芝居をしてくれた。今までに見たことのない打ち込みようで感心した」とシャイアの作品へ取り組む姿勢を高く評価するのは、『エンド・オブ・ウォッチ』(12)でエアー監督と組んだプロデューサーのジョン・レッシャーだ。シャイア自身、本作について「簡単に作れるような映画ではない。スタッフから役者まで全員が自分の持ち場や役割を心得えていたから、映画作りの息が合っていた。それは皆が同じ感情を共有しない限り成し得なかったが、監督がすべてを掌握していたからこそ実現した」と監督への信頼も語っている。

兵士の傷を再現するために、自らの顔をナイフで切りつけたことでも話題になったシャイアが、並々ならぬ決意でのぞんだ二面性を持つバイブルとはどんな人物なのか。まずはインタビュー映像をチェック!【Movie Walker】


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