ブラピ主演『フューリー』のキャラクター・ビジュアルが渋かっこいい!
ブラッド・ピットが製作総指揮と主演を務めた戦争アクション大作『フューリー』が11月28日(金)より公開される。本作は、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線を舞台に、たった1台の戦車でドイツ大軍を相手に戦い抜いた5人の兵士たちの想像を絶する1日を描いた感動巨編だ。去る11月15日に行われたジャパン・プレミアのため、ブラッドとローガン・ラーマンが来日し、話題となったばかりだ。
公開1週間前のカウントダウンが始まる中、ブラッド演じる“ウォーダディー”とシャイア・ラブーフ演じる“バイブル”のキャラクター写真が解禁となった。ブラッドが演じたのはシャーマン戦車“フューリー”の車長、ウォーダディーことドン・コリアー軍曹。開戦時からずっとタンク部隊の指揮をとっており、鋼鉄の意志を持った有能な軍人だ。彼は温情深く、隊員の先導者となり、任務を最後まで見届けようとする。
一方、シャイア・ラブーフが演じたのはフューリーの砲撃手、ボイド・スワン、通称“バイブル”だ。タンクの主砲の操縦にあたり、冷静沈着で有能、しかしクリスチャンという二面性をもった人物だ。ボイドは開戦からずっとウォーダディーのもとで戦ってきた。
デヴィッド・エアー監督が描いたストーリーはどの世代にとっても真実として響き、共感できるストーリーだとプロデューサーのジョン・レッシャーは語る。さらに「この作品はとても現代的な感じがするからまた面白い。もちろん第二次世界大戦の話ではあるし、デヴィッドのリサーチが脚本に具体性と信憑性をもたらしているが、究極的には戦場で戦う男たちの話なんだ」と続けた。死と隣合わせの戦場で、狭い戦車の中、長い時間をともにする彼らは家族、友達、仲間、あらゆる関係に当てはまる深い絆を結んでいる。4人の部下を率い、チームの結束を図るウォーダディーの右腕としてバイブルの存在は重要な役割を果たしている。
シャイアは去る10月18日に行われたワシントン・プレミアにて「脚本を読んで出演を即決したよ」とコメント。また、何かと様々なニュースで世間を騒がせてきたシャイアだが、ブラッドの手助けによりアルコール依存症から立ち直ることができたという。10月19日のロンドン国際映画祭クロージングイベントとして行われたプレミア上映のレッドカーペットで「これまでの自分はすごく自分勝手だった。今作では、共演者との関係性を築くことができたよ」ともシャイアは語った。役柄のみならず本人同士がともに信頼し合う絆を築いたという本作。そこから滲みでる息のあった関係性をぜひスクリーンで感じてほしい。【Movie Walker】