高橋大輔、王子の甘いセリフに大照れ!「次の仕事につながればと」
サンリオが贈るミュージカル・ファンタジー『くるみ割り人形』(11月29日公開)の女性限定3D試写会が、11月25日にユナイテッドシネマ豊洲で開催され、本作のアフレコに参加した藤井隆、増田セバスチャン監督、ハローキティが登壇した。サプライズゲストとして、10月に競技会からの引退宣言をしたフィギュアスケーターの高橋大輔が、本作のヒロイン、クララをエスコートして登場。藤井と高橋は、「くるみ割り人形」をイメージした華麗なダンスも披露した。
高橋は、「くるみ割り人形」の曲について「僕は滑ったことはないんですが、若い子やたくさんの選手が使っています。また、今回の映画を見させていただいたんですが、曲もアレンジが加わっていて、すごく格好いい曲がいっぱいあったので、いつか是非、挑戦したい」と、本作の音楽を気に入った様子だった。
トークの後、まずは藤井が軽やかに「くるみ割り人形」を口ずさんでステップを踏んだ後、キメポーズを披露。藤井は「最後に撃ち抜くぞ!という思いを込めてみました」と気合十分。増田監督は「クララ、キュンときてるみたい」と笑顔でコメント。続いて高橋は、華麗なターンと決めポーズを見せた後「いやあ、恥ずかしいです」と大照れ。藤井は「すごい!」と絶賛した。
その後、藤井と高橋は、フリッツのセリフを言って、どちらが“王子度”が高いかを判定することに。まずは藤井が情熱的にセリフを語ると会場から拍手が上がる。続いて高橋は「頑張りたい。初めての経験なので、次の仕事につながればと」と意気込みを語った後、無事にセリフを言い切った。それを聞いた増田監督は「低音が素晴らしい。今後、そういう役があれば」と賛辞を述べると、高橋は「恥ずかしながらやって良かったです」と笑顔を見せた。対決の結果は、高橋に軍配が上がった。
世界三大バレエのひとつであるチャイコフスキーの「くるみ割り人形」を、 “Kawaiiカルチャー”の火付け役、増田セバスチャンが、極彩色の3D映画に仕上げた『くるみ割り人形』。大切なくるみ割り人形をネズミにさらわれ、人形の国に迷い込んだ少女の冒険が描かれる。【取材・文/山崎伸子】