永久保存版!BUMP OF CHICKENの貴重すぎる初のイベントを徹底再現【Part2】|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
永久保存版!BUMP OF CHICKENの貴重すぎる初のイベントを徹底再現【Part2】

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永久保存版!BUMP OF CHICKENの貴重すぎる初のイベントを徹底再現【Part2】

【Part1からの続き】

MC「さて、今回、山崎監督がオープニングアニメーションを手掛けていますが、藤原さん、そのオファーの経緯を教えてください」

藤原「みなさんに見て頂いた映像は“WILLPOLIS 2014”というツアーなのですが、我々、その前年に“WILLPOLIS”というタイトルのツアーをやったんですね。その打ち合わせを都内のわりと高めの某焼肉屋さんで行いまして…(笑)。たくさん肉、並んでたよね。レバーとかあとは…」

直井「そこ、広げなくていいから(笑)」

藤原「で、むしゃむしゃ食べながら、どんなオープニングにしようかとメンバーとスタッフと話し合っている中で、以前からお付き合いのある山崎監督に“WILLPOLIS”というタイトルで何か作ってもらったらどうだろうか、と。お店まで山崎監督に来て頂いて、『“WILLPOLIS”でお願いします!』と生オファーしました」

MC「監督、その場でオファーされたとのことでしたが、率直な感想は?」

山崎「いやー、ナムルしかないなって。肉は食べ尽くされていたんですよ(笑)。正直、忙しかったので、すごいタイミングで来ちゃったな、って。でも、BUMPのために何かやりたいと思いましたね」

MC「ただならぬ絆を感じますね」

山崎「絆というより、遊び仲間ですよね。BUMPが面白いこと言ってくるので、それを返している。そのキャッチボールのような…でも、最近、すごく早くなってる気がします。辛くなってきたな(笑)」

MC「それが劇場公開されると決まって、さすがの監督も驚いたのでは?」

山崎「はい。『げ、劇場!?』と思いました。何かしらの形で発表しようという話は出ていたのですが、まさかです。劇場のスクリーンで耐えられるの作ったかな、とドキドキで。でも、むしろ、ライブの時のほうが大きんだよね」

直井「俺ら、すっかり忘れてたけどそうなんだよね」

MC「ライブ中のファンの様子が収められていますが、ああいったシーンを見てどんな感想を持たれましたか?」

藤原「普段、僕たちはステージの上からしかお客さんの反応は見られません。会場前で待ってくれているところや、客席の様子を見ることができて、とても良い機会になったし嬉しいです。この映画がなければ、見られる光景じゃなかった。自分たちにとって、貴重な資料、情報になりましたね」

升「お客さんを見ると、みんなで“WILLPOLIS”を作ったんだって思えます。熱い気持ちがこみあげてきて、仲間たちよ!って男くさい気分になっちゃいますね」

MC「目頭が熱くなって自分も感動しました。今回、劇場公開のためにグッズ展開もされていますよね、直井さん」

直井「今、ひでちゃんも言ってましたが、ライブに来てくれる人は僕らは仲間だと思っているので、劇場用のグッズでも、“WILLPOLIS”というチーム感を共有したかった。ツアーとは一味違うロングTシャツをデザインして…、あれ?(劇場をキョロキョロ見渡しながら)DVD&Blu-rayって出ること決まってるの?」

藤原「ん?あんまり自信のないこと言わないほうが良いよ(笑)」

直井「(お客さんのほうを見ながら)いや、大丈夫。お客さんが今教えてくれた。なので、今後ソフト化した時にも、それを着て見てほしいですね」

MC「ありがとうございます。これまでツアーパンフを作られてませんが、映画のパンフレットは作成されましたよね。増川さん、いかがですか?」

増川「デザイナーと相談してデザインは手に取って嬉しいものを作りました。透明フィルム仕様で…(増川がちょっと笑う)」

直井「ヒロ、なんで笑うんだよ!」

増川「いや、なんて言っていいのかわからなくなって…。えっと、透明フィルム仕様にして両面表紙になっているので、とても豪華です!」

MC「ありがとうございました。山崎監督、メンバーと知り合われる前からBUMPファンとのことですが、お付き合いしていく中で、彼らの変化、深みを増したな、という瞬間はありましたか」

山崎「いやー、特にないですよ、良いかんじですもん、ずっと(笑)。常に新しいことにチャレンジしていて、どんどん世界を広げていっている。でも、等身大の彼らは変わっていないし、軸もブレていない。そこがやっぱり素晴らしいと思いますね。だんだん偉そうになってきたら困るんですけど」

直井「何言ってるんですか!」

MC「軸がブレていないからこそ、より遠くへ行ったときに、見えてくる景色があるんでしょうか」

山崎「ずいぶん、カッコイイかんじになりましたね。そうですね、どこまで行っても帰ってこられる」

MC「では、ここでフォトセッションに入らせて頂きます」

(メンバーと山崎監督が中央に移動)

直井「(写真を撮られながら)『寄生獣』の舞台挨拶の時の写真、見た?あれ、けっこう面白いから見てみてね」

MC「(フォトセッション終了後、立ったままで)では、最後に監督とメンバーを代表しまして藤原さんから挨拶をお願いします」

藤原「はい、えーっと…」

MC「(スタッフに進行を確認され)失礼いたしました!山崎監督からでした…」

山崎「だよねー!最後は藤原くんだよね。今日は足を運んでくれてありがとうございます。もしよかったら、二度三度見てくれると嬉しいです」

直井「『寄生獣』もよろしくね!」

MC「では、藤原さん、お願いします」

藤原「今日はありがとうございます。我々、デビューから10年以上経っていますが…えっと、こういう時、どこに手を置けばいいんだ?(笑)」

直井「ギターないしね」

藤原「これまでみなさんに支えながらやってこられたと思っています。今回のツアーもみんながいてくれたから、そして、山崎監督の素敵なオープニングムービーを作ってもらえたから、あんな素敵なものになりました。そんな証拠のような映画になっていると思います。これからもBUMP OF CHICKENよろしくお願いします!」

MC「みなさん、ありがとうございました!」

【取材・文/トライワークス】

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