『ミュータント・タートルズ』日本語版テーマソングをRIP SLYMEが歌う!
『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイのプロデュースにより、まったく新しいアクション・アドベンチャー超大作として生まれ変わる『ミュータント・タートルズ』(15年2月7日公開)。全米で大ヒットを記録し、16年に続編公開も決定している。そんな勢いに乗っている本作の日本語版テーマソングを、RIP SLYMEが手掛けることになった。
RIP SLYMEは、アメリカでジューシー・J、ウィズ・カリファ&タイ・ダラー・サインが歌う本作のラップ曲“Shell Shocked(シェル・ショックド)”のオリジナルトラックに、RIP SLYMEが書き下ろしの歌詞をのせて日本語版テーマソング「ナイショデオネガイシマス」を歌う。彼らがハリウッド映画で書き下ろしのテーマソングを担当するのは初めてのことだ。
本作の主人公であるミュータント・タートルズはレオナルド、ラファエロ、ミケランジェロ、ドナテロという個性豊かな4人組。さらには、親代わりとなってタートルズを育ててきた忍術の師匠ネズミのスプリンターが映画では重要な役割を果たし、4人のタートルズと家族の絆で結ばれている。映画会社は、この楽曲を手掛けてくれるアーティストを探す中で、RIP SLYMEが日本を代表するヒップホップ・アーティストであること、さらには映画の“4人のカメ+1人のネズミの師匠”というタートルズの家族構成が、“4MC+1DJ”というRIP SLYMEの個性豊かな構成と同じであること、そして何よりもRIP SLYMEのメンバーがまさにタートルズのように甲羅よりも固い絆で結ばれていることに共感しオファーをするに至ったそうだ。
今回のオファーを受けてRIP SLYMEのメンバーは「至極光栄だった!」と語り、書き下ろしの歌詞についてILMARIは、「どう日本っぽさを出すかを考えました」とコメント。RYO-Zは「タートルズは秘密の存在なので、(サビの部分の歌詞を)ナッ、ナッ、ナイショデオネガイシマスに変えました」、SUは「自分たちのことかな、と感じました。RIP SLYMEは20年前からやってきて友情があり、タートルズも小さい頃から一緒に育って親密な関係性があって共通点がある」PESは「(ヒロインの)エイプリルの距離感でタートルズを応援する立場で書きました。4人と1匹をイントロデュースできたと思います」とそれぞれ語り、楽しんで書いた様子が伝わってくる。
すでに映画を見たメンバーは「雪山のシーンがスピード感満載!」「エレベーターでタートルズがビートボックスするシーンがいい!僕らもいつもエレベーターでやってます!(笑)」と大絶賛。さらにFUMIYAは「小さい時からカメが好き!30歳の誕生日にメンバーの皆からつがいのカメをプレゼントされた」とカメにまつわるエピソードも明かした。
メンバーを映画のキャラクターにあてはめるならばとの問いに、赤の特攻隊長ラファエロはRYO-Z、紫の頭脳派メカオタク・ドナテロはPES、青のリーダー・レオナルドはILMARI、オレンジのお調子者ムードメーカー・ミケランジェロはSU、そしてタートルズの師匠スプリンターはFUMIYA、と語ってくれた。
RIP SLYMEが手掛ける日本語版テーマソング「ナイショデオネガイシマス」は、『ミュータント・タートルズ』の公開に向けて、1月中旬頃よりTVやWEBメディアで聞けるという。ますます勢いにのるタートルズから目が離せない!【Movie Walker】