『ハリポタ』原作者が「スネイプ先生はヴァンパイア」説に初めてコメント
『ハリー・ポッター』シリーズのファンの間では、映画版でアラン・リックマンが演じたスネイプ先生は実はヴァンパイアだという説が根強く囁かれてきた。青白い肌と黒いマント、ミステリアスな長い黒髪など、スネイプには確かに吸血鬼のようなイメージがある。
原作者のJ・K・ローリングがこの説に関して、初めて公式サイトのポッターモアでコメントしている。英紙テレグラフによれば、ローリングは「スネイプが不健康そうな青白い肌をしているのは真実ですし、黒くて長いマントを身にまとっているのでコウモリのように見えるという記述をしたのも確かです」
「しかし、彼が実際にコウモリに変身したことはありませんし、私たちは昼の日の光の中で彼を見ることもあります。それに、ホグワーツ校で首に噛まれた跡のある死体が見つかったこともありません。つまり、彼はヴァンパイアではありません」と説明している。
ローリングは現在、クリスマス前の特別企画としてポッターモアで「Ghost Plots」を公開しているが、ツイッターでも頻繁にハリポタについて発言している。その中で、ホグワーツは様々な民族の学生が通っている多様性豊かな学校だったと明かし、ユダヤ人のファンの質問に答える形で、アンソニー・ゴールドスタインという名の魔法使いを含め、複数のユダヤ人がいたとツイートしている。また、ホグワーツには同性愛者の学生もおり、様々な宗教を信じる人、または無宗教の人たちも存在したそうだ。【UK在住/ブレイディみかこ】
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