“キモカワ”な動物や絶滅危惧種も登場!アマゾンに生息する超レアな生き物たちの写真を大公開
南アメリカの南部に広がる世界最大の熱帯雨林・アマゾン。そこには手つかずの自然があふれ、21世紀の現在でも新種の動植物が発見され続けている。1月17日(土)公開の『アマゾン大冒険 世界最大のジャングルを探検しよう!』は、そんな本物の秘境に光を当てたネイチャー・ドキュメンタリー。知能が高いことで有名な1匹のフサオマキザルを軸に、ストーリー仕立てでジャングルの驚異を映し出していく。
主人公のサル“サイ”は、ブラジル人の少女に飼われていたという設定。ところが乗っていた飛行機がトラブルに見舞われ、アマゾンの奥地に単独で放り出されてしまう。都会育ちのサイは初めて体験する“野生”に戸惑うが、この現地の映像が圧巻だ。
カラフルな容貌のトキイロコンドルや、真っ赤な顔を持つ小型サルのアカウアカリ、淡水の川に生息するアマゾンカワイルカなど、珍しい生きものたちが次々と登場。さらに、毒グモのタランチュラや世界で最も美しいチョウと言われるモルフォチョウなど、昆虫類も姿を現す。絶滅危惧種も登場するとあって、映画全体がまるで動く動物図鑑といった趣だ。
監督は北極ドキュメンタリー『ホワイト・プラネット』(06)を手掛けたフランスのティエリー・ラコベール。約2年にも及ぶアマゾンロケを敢行し、絶滅危惧種の生態も克明に記録した。本作の映像は学術的にも貴重で、2013年のベネチア国際映画祭では、Ambiente WWF賞を受賞している。お笑いコンビ、ココリコの田中直樹による日本語ナレーションに導かれながら、アマゾンに生息する未知の生きものを目撃しよう!【トライワークス】
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